人生格安旅行日記

自分が一人旅行で使った安いホテルの宿泊レポートを細々まとめていくブログです。 (1泊3000円くらいが理想)他、安宿からの旅行記(全て一人旅。無料スポット巡りが多め)や18きっぷでの途中下車旅なども。 enjoy Japan trip in cheap hotels! (solo travel)

カテゴリ:安宿 > 安宿-北海道

今回も先日(以下記事)に引き続き、以前紹介した格安ホテルの未公開(使いどころがなかっただけ、とも言う)の写真を見ながら当時の思い出を適当に綴ってみようと思う。

 安宿旅行記・宿の写真で振り返る格安ホテルの思い出など(3)

※カキ氷の無料サービスがある嬉しい宿もあった。
(多言語表記で外国人も歓迎?)
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●質素なホテルのかわいらしい看板
青森駅近くの「ホテルニュームラコシ」にて。

 安宿旅行記・青森駅前「ホテルニュームラコシ」(1泊2500円~)

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和室・洋室がある質素なホテルなのだが、店先を見ると、黒板にチョークで手書きの看板と、毛糸の髪の毛を付けた手作り感満載のかわいらしい看板(「日替わり定食」などホテルの食堂のメニューを抱えていた)があり、ちょっとほほえましい感じだった。

「シングル 3600円」「ツイン 6500円」はいいとして、「2食付 6000円」はシングルの値段からすると微妙なお値段?
(「長期応相談」とあるのは航海か漁業の仕事の人向けかなと思うと、青森らしい感じがする。
なお、自分は北海道&東日本パスで北海道へ上陸する前日に中継地点として宿泊した)


●裸の熊にご用心?
岐阜駅近くの「ウィークリー翔岐阜駅南」にて。

 安宿旅行記・岐阜「 #ウィークリー翔 岐阜駅南」(1泊2050円~)

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1泊2000円ほどの超格安ホテルながら温泉湯を使った大浴場があるのが特徴なのだが、大浴場の貼紙の下には「裸で廊下の往来はご遠慮願います」の注意書きと一緒にパンツ一丁の熊のイラストが。
(北海道でおなじみの「熊出没注意」というわけではないと思うが、懐かしいテイストのイラスト)

浴室の利用可能時間にだいぶ男女差があるが、別に女性専用の個室シャワールームがあるのでご安心を。

また、超格安ホテルのためアメニティ等は別売りなのでその点はご注意を。
(西成のドヤ並みのお値段?)

 「ハブラシ20円」「石鹸100円」…ドヤ街宿のアメニティ販売


●これ1つで安心!西成ドヤ用アメニティセット
さて、そんな西成のビジネスホテル(という名のドヤ)の1つ、「ビジネスホテル福助」にあったのがこちら。

 安宿旅行記・大阪・新今宮駅「ビジネスホテル福助」(1泊1500円~)

「トラベルセット」ということで、ハンドタオルやシャンプー類、カミソリ、ハブラシなどが揃って300円というお値段。
(手ぶらで泊まりに来た方には必須アイテム? 高いと思う方は普通の(って言い方もアレだけど)ホテルでもらったやつを持参するといいだろう)
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●モーニングサービスに加えて…
同じく、新今宮駅近くの「ビジネスホテル福助」にて。

 ビジネスホテル福助 地図・アクセス
 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/43806/rtmap.html

館内の廊下に近くの喫茶店「白木屋」(居酒屋ではない)の広告が貼られていた。

左側のメニューを見ると、「珈琲」は普通の「コーヒー ¥300」からなのだが、
「ドリンク」は「バナナジュース ¥450」が筆頭なのが特徴的。
(その下には大阪が発祥らしい「ミックスジュース」もある)
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そして右側。
午前中は「モーニングサービス」で「全ドリンクにトーストが付きます」と定番サービスがあるのだが、午後にも「アフタヌーンサービス」で「全ドリンクに小さなサンドイッチが付きます」とあったのが意外だった。
(大阪、あるいは西成ならではのアフタヌーン(夜勤などで起きるのが遅い人向け?)なのだろうか。今度行った時どの程度の小ささなのか確かめてみたい)


●味のあるホテル周辺手書きマップ
新今宮駅近くの「パークイン」にて。

 安宿旅行記・大阪環状線・新今宮駅「パークイン(PARK INN)」(1泊1400円~)

フロントの近くにホテル周辺の手書きの地図が貼られていて親切だったのだが、よく見ると全て英語という外国人仕様で、泊まる客層がはっきり現れていると思ったり。
(というか、この手の宿に常時泊まっている日本人は周辺の地理は熟知している西成のベテラン住民が多く、敢えて案内の必要はないということかもしれないが…。左上の「MAP」と書かれた雲がなんかカワイイ)
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なお、店名が示されてない店もあるが、右上の「DiscountStore」は「ドンキホーテ」、中央下の「cheap Supermarket 24H」は「スーパー玉出」と思われる。
(左下の方に「LOWSON」とあるが、「LAWSON」のことだろう)


●お風呂の注意も4ヶ国語対応
また新今宮駅近くの「ビジネスホテル来山北館」にて。

ここも見るからに外国人客が多い宿(ラウンジで普通にアジア系や中東系の人が食事していたり。詳細以下記事)なのだが、それに合わせて大浴場に貼られていた注意書きにも日本語の他に英語・中国語・ハングル・アラビア語(?)が併記の五ヶ国語対応だった。
(よく見るとまず赤字で目立つように英語、その後に日本語・中国語・ハングル・アラビア語と続いて併記されていたが、これは利用客の比率に合わせたのかなと思うと興味深い)

 安宿・大阪「ビジネスホテル来山北館」(1泊2200円~)へ再び(2017/12)

なお、注意内容は絵で見て分かるとおり「下着は脱いでから入る」「浴槽で洗濯するな」など日本ではごく当たり前のことばかり。外国では通じない方もいる(というか意図的に破る輩もいる?)ので、トラブル防止のため細かく書いてるのだろう。
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●外国の皆様もカキ氷(無料サービス)を味わえる宿
同じく新今宮駅近くの「ビジネスホテル来山北館」にて。

 (参考)ビジネスホテル来山北館 地図・アクセス

ラウンジスペースの一角に「氷」と垂れ幕が出ていて、カキ氷(なんと無料サービス)をアピール。
(大浴場のそばなので風呂上りに味わえるのも嬉しい。「Shaved ice」など英語やハングル、アラビア語でも書いてて親切極まりない)

…なお、写真は12月のもの。
冬でもアイスは美味しいと言うが、梅雨明けの猛暑真っ盛りの今ならなお美味しいだろう。
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さらに、カキ氷にかけるシロップもこれだけ充実。
定番の「いちご」「ミゾレ」のほか、氷メロンや氷レモン(色からしてたぶん)、マンゴー(右奥のオレンジ色)などの変り種も揃っていた。
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といったところで以上。

青春18きっぷや北海道&東日本パスの時期ということで、また適当な安宿に泊まるのを主目的に安い旅に出てみたいこの頃である。
(今年は梅雨が長引いたため旅行をいつにするか決めかねているが…。梅雨空の下、雨が降ってても構わず東北へ旅立ってた頃が懐かしい)

 青春18きっぷで東海道横断・東京~名古屋で途中下車の思い出
 北東パスで行く松島・石巻・女川の旅(2016年7月)(後編)


 

今回泊まったのは、札幌市内・地下鉄西18丁目駅近くにある「ウィークリーホテルさんでん」。
(周辺は繁華街から少し離れたオフィス街という感じだが、駅近く、大通り沿いで安心感がある)
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※この前日は先日紹介の以下のホテルに泊まったが、残念ながら連泊の予約が取れなかった。
 そのため、他の札幌の安い宿(ただ、カプセルとドミトリーは苦手なので除外)を探したらここが空いていたという次第。

 安宿旅行記・札幌「Guest House NONAKA」(1泊3500円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1041689465.html

部屋は細い階段を登った2階。
ドアを開けると下足脱ぎ場があり、リビングとユニットバスへのドアがあり、ワンルームマンションっぽい感じ。
(正面には給湯器があり、なんとも生活観が溢れている)
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客室には電子レンジ・湯沸しポット・冷蔵庫など普通のビジネスホテル風の設備が揃う。
(カーペット敷きなのにベッドでなく布団なのがなんだか新鮮)
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また、テレビが冷蔵庫の上と高い位置なのにテーブルはちゃぶ台なのもちょっとぎこちない雰囲気。
(しかし、お茶セットなどがしっかり揃っていて、なにげに親切。左には北海道の寒さに備えてガスヒーターもある)
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バスルームは普通のマンションぽく小さめ。
(自宅のユニットバスを思わせる)
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階段の横には定番の暇つぶし用のマンガ本棚がある。
「バガボンド」「GTO」「代紋TAKE2」など硬派なマンガと「ピーチガール」など少女漫画が共存という面白い取り合わせ。
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なお、ホテルから徒歩圏内には北海道の旅には欠かせないコンビニ・セイコーマートもある。
この日はおやつにとガーリックラスクとサイダーを買った。
(いずれも100円ちょいと、他のコンビニチェーンより安いのがセイコマの魅力)
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これで素泊まり1泊2500円~。
「ウィークリーホテルさんでん」(じゃらん)

※ただ、別途「通年冷暖房費」が1泊につき200円ほどかかる妙なシステム。
 (全額ポイントで払っても、チェックイン時に現金で別途200円取られるので注意)

それでも札幌市内にしてはお手頃価格で、地下鉄駅にも近く好アクセスなので、市内観光や近隣観光(小樽とか)の拠点に使ってみてはどうか。
(札幌から富良野まで行って帰ってくるのはさすがに遠すぎた)

 安宿からの旅・札幌から富良野・ファーム富田へ(2015年7月)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1043881690.html

今回泊まったのは、札幌市内・すすきの駅近くにある「Guest House NONAKA」。
(近くといっても最寄り駅というだけで、駅から歩いて10分ほどの裏通り)

少々アクセスに難があるが、札幌市内で安い宿(といってもドミトリーやカプセルは拒否)を探したらここが見つかった次第だった。
(プリンスホテルなどが軒を連ねる石山通りの1本裏通り、と書くと少しはマシな立地に見える?)

※「北海道&東日本パス」での旅行中、先日紹介の東室蘭「ビジネスホテル ニューまるしん」の翌日に泊まった宿である。

 安宿旅行記・北海道・東室蘭「ビジネスホテル ニューまるしん」(1泊3900円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1037699977.html

「NONAKA 民宿野中」と青い看板のついた建物が2軒並んでるが、右側の黒い建物が受付である。
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民家の玄関のようなドアを開けると受付カウンターと下駄箱。
ゲストハウスらしくまさに友人宅へのお泊り感覚。
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その周囲には共用のバスやトイレ(普通のご家庭風)、冷蔵庫に洗面台などが並ぶ。
バスは1人ずつ入る方式だが、なるべく空いてるタイミングで入りたいところ。
(順番待ちや予約のシステムは特にない。つまり運が悪ければ延々と風呂の順番待ちになる可能性も)
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今回泊まった客室(シングル個室)はベッドに机、テレビがある洋室で、友人宅の一部屋という感じ。
(宿泊サイトの写真では畳部屋だったが、同じシングルでも部屋の種類が色々あるのかもしれない)
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清掃はしっかりされていたが、普通の民家風のつくりのせいか部屋の外の共用スペースで立ち話する他の人の声が丸聞こえになるのが少々ネック。

また、個室内に冷蔵庫はないので、飲み物などは外で買ってきてすぐ飲むのが無難と思われる。
(電気ポットもなかったので、食事は外で済ませるか、買ってくるにしてもお湯を使うラーメンなどは買わない方がいいかも)

そんなわけで、表通り沿いにあるセイコーマートで買ってきた食べ物(一部)。
パンもドリンクもピーナッツもほぼ100円と、スーパー並みの安さが魅力。
(普通の全国チェーンのコンビニだと120,130円位と微妙に高いのとは違う)
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「ポーカーピー」って他社でも似たのが出てた気がするが元祖はどれなのか不明な感じ。
(普通にうまかった)

客室に貼られていた細かい注意書き。
(一応消灯時間が11時)
レンタサイクル(1日500円)や洗濯機(1回200円)も利用できたりと、この辺もお泊り感覚。
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これで素泊まり1泊3500円~。
(2人以上で同じ部屋だと3000円など安くなる)

ゲストハウスならではのリア充的な雰囲気で他のお客さんと一緒に盛り上がれる方、あるいはそれを気にせず眠れる方じゃないと少々きつい感じもするが、それでも札幌市内にしてはお手頃価格。
(この日は自分の他には大学生風など若いお客さんが多めだった)

札幌でとにかく安く泊まりたいなら、宿の選択肢に入れてもいいのではと思う。

今回泊まったのは、東室蘭駅近くにある「ビジネスホテル ニューまるしん」。

駅から線路沿いに歩いて数分で着く、駅前通り沿いに建つまあまあの好立地。
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客室はベッドに机、テレビにユニットバスが揃うよくあるビジネスホテル風シングル個室。
内装は少々古めな感じだが、そこそこ快適に過ごせる。
(ホテル名で名乗ってるだけのことはある)
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ただ、個室内に冷蔵庫はなく、廊下にある共用冷蔵庫を使う。
(隣にはウォーターサーバー。部屋に電気ポットはなかったので、お湯が必要ならこれを使えということ?)
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写真の正面奥の台には浴衣が乗っていて、各自取っていく方式。
左側に並ぶ扇風機も同様と思われる。
(この時は少々寒いくらいだったので使わなくて済んだ。
 7月だったのでエアコン・暖房に関しては不明)

ちなみに共用冷蔵庫の中身はこんな感じ。
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左に「麦とホップ」(サッポロビール)があるのがさすが北海道。
右には緑茶とミネラルウォーターのペットボトルがあるが、連泊で使う方もいるのだろうか。
(ビールといい、一日で飲みきれる量ではなさそうだが)

なお、素泊まりだったので夕食は駅のそばのラーメン屋「さっぽろっこ」で室蘭名物「カレーラーメン」を食べた。
(濃い目のカレースープとお団子風に練ったジャガイモが入っているのがかなりいける)
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なにげなくテレビを見てると、テロップの脇に「水曜どうでしょう」でおなじみ、HTBのマスコット「onちゃん」が。
改めて北海道にいるのを実感する。
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部屋の窓からは日の出も結構きれいに見えた。
(駅前でもこの空の広さ、さすが北海道(2度目))
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これで素泊まり1泊3900円~。

この界隈にしてはお手頃価格な方で、駅近くでの普通の滞在はもちろん、すぐ近くの室蘭や登別温泉への観光のための拠点に使うのもいいかと思う。
(登別温泉の宿が1泊6000円台~と高かったので、ここで安く泊まり、ここから室蘭・登別へ電車で出向いて観光した。
 東室蘭から登別は電車で20分ほどとわりと近い)

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