今回も先日(以下記事)に引き続き、以前紹介した格安ホテルの未公開の写真を見ながら当時の思い出を適当に綴ってみようと思う。
(この春はコロナ蔓延のせいで旅行ができなかったため、せめて過去のホテル写真でお茶を濁したい。夏も濁すことにならなければいいのだが…)
(前回)安宿旅行記・宿の写真で振り返る格安ホテルの思い出など(6)
●和風旅館のお茶請け菓子といえば…
山梨・石和温泉駅近くの「石和びゅーほてる」にて。
安宿旅行記・山梨・石和温泉駅「石和びゅーほてる」(1泊5000円~)
和風旅館の定番といえばお茶の道具にお茶うけの菓子。
この日置いてあったのは「種なし梅」と「味噌くるみ饅頭」だった。
(こういう菓子って温泉饅頭か、そうでなければ老人向けのお菓子が多いイメージ)
※その下の館内案内図、「びゅー」が大きいのもちょっと気になる。●「clouse the door」
名古屋駅近くの「ビジネス太閤」にて。
安宿旅行記・愛知・名古屋「ビジネス太閤」(1泊2300円~)
音が響きやすい簡易宿所(ドヤ)っぽいホテルなのでお静かにという注意書きが各所にあり、「お願い」「Please」などと緑と赤字で書かれていた。
(英語も併記なのは外国人もよく泊まるからだろうか)
ところがその下には、
「clouse the door」(原文ママ。もちろん『close』が正解?)
それでも、その下のお辞儀する犬?のイラストで許せそう。
●「加藤茶です。よろしく」
福井駅近くにある「福井パレスホテル」にて。
安宿旅行記・福井駅「福井パレスホテル」(1泊4500円~)
フロントの横に「民芸の里」というインテリア品が雑多に置かれたスペースがあった。
福助人形や招き猫、なにやら大皿や壷など「なんでも鑑定団」が喜びそうな品が並ぶ中、その中に若い頃のドリフターズ・加藤茶の人形があった。
(衣装が若々しく、ビートルズの前説をやってた頃だろうか。人形の上には「加藤茶です。よろしく」の札がわざわざ付いていて、オーナーさんのイチオシなのかもしれない)
室町時代のものらしい「丹波大壺」なるものもあったが、価値は不明。
(なんでも鑑定団に見てほしいところ)
●草津温泉でラテン語の名句に出会う
草津温泉の田島屋にて。
安宿旅行記・群馬・草津温泉「旅館 田島屋」(1泊4000円~)
店先の看板に
「歩み入る人に安らぎを、去り行く人に幸せを」
とあり、草津温泉というよりはヨーロッパの古典文学っぽい言葉と思ったが、ぐぐったところドイツ・ローテンブルグという中世の城塞都市に刻まれたラテン語の有名な言葉らしい。
ぜひ宿の主人に詳細を聞きたかったが、この時は日暮れが近く「急いでスーパーへ行って夕食を買わないと(素泊まりだから)」と必死だったためスルーしてしまった。残念…。
※ところで緊急事態解除後の旅行に向けて過去に泊まったホテルの価格をチェックしていたら、ただでさえホテル価格の相場が下がってるせいか安宿の中にはさらに値段の下がってるホテルがあった。
政府の半額クーポンを待ちたいところだが、空いてるうちに泊まるなら今がチャンス?
「イベントが開催未定だからチェックイン前日までキャンセル料不要」
「ネカフェや漫画喫茶が営業停止中の人のため、そちらの会員カード提示でさらに安く宿泊」
などのユニークなサービスもある模様。
大阪環状線・新今宮駅「PARK INN」(1泊1400円~) →1000円~
大阪「ビジネスホテル来山北館」(1泊2500円~) →1800円~