人生格安旅行日記

自分が一人旅行で使った安いホテルの宿泊レポートを細々まとめていくブログです。 (1泊3000円くらいが理想)他、安宿からの旅行記(全て一人旅。無料スポット巡りが多め)や18きっぷでの途中下車旅なども。 enjoy Japan trip in cheap hotels! (solo travel)

2019年06月

八尾南、喜連瓜破、天神橋などを回った後、ヨドバシ梅田で「スペースインベーダールーム」を楽しんだ続きから。

 安宿からの旅・大阪・西成から大阪メトロでぶらり旅(2018/12)(前編)

※郊外の商店街を歩けばこんな怪しい看板に出会えたりと、中心部も町外れも大阪は魅力が尽きない。
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●13:50 グランフロント大阪
ヨドバシ梅田のすぐ隣にあるグランフロント大阪へ。
駅のそばのビルということで大抵なにかしらイベントをやっているほか、見学施設などもあり適当に見て歩くだけでもわりと楽しめる。
(無料で見学できる「アクティブラボ」には白紙の本に絵と文が照らし出される未来っぽい絵本があった(しかし内容は大阪弁))

 アクティブラボ|ザ・ラボ|施設ガイド|ナレッジキャピタル

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また、館内のメルセデスベンツのお店ではマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボイベント中で、外壁に作品キャラが描かれていたり、店内のベンツに「ドドド…」とマンガの擬音がペインティングされていたりと面白い雰囲気だった。
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●14:10 阪神百貨店スナックパーク
続いては小腹が空いたので、再び大阪駅の南側へ移動して阪神百貨店へ。
ここの地下のスナックパークでは王道メニューの「いか焼き」や「ちょぼ焼き」など大阪名物を気軽に堪能できる。
(まずは行列が短めだった「ちょぼ焼き」へ。甘辛いソースとマヨネーズの素朴な味わいが駄菓子っぽくてたまらない)
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その後、阪神名物の「いか焼き」も食べようと思ったが、写真の通り平日の昼下がりでも数十人待ちの長い行列だったためこの日は見送り。
大阪を発つ前に立ち寄るのに便利なお店なのだが、時間に余裕をもって食べに行った方がいいだろう。
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少し時間があいてしまったので、気を取り直して百貨店の中を適当に見て歩く。
本拠地らしく阪神タイガースのグッズショップがあり、トラッキーなどが飾られた派手なクリスマスツリーやサンタ姿のフォトスポットがあり、記念撮影にちょうどよかった。
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●15:10 玉出駅(玉出本通商店街)
お腹が満たされたところで、今度は四つ橋線に乗り換えて西梅田駅から玉出駅へ。
「スーパー玉出」のファン(以下関連記事)としては、ぜひこの駅は聖地めぐりとして訪れなければと思ってたので、今回立ち寄ってみた次第。
(古きよき下町という感じで、年代物の看板や屋根のあるアーケード街(玉出本通商店街)もある)

 ドヤ街の食事(大阪西成・スーパー玉出(本店?)の惣菜)

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商店街の道脇には20円で動く昔ながらの子供用遊具(SL、0系新幹線、車。さび具合がたまらない)が並んでいたりと昭和の雰囲気を堪能できる。
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さらに付近にあった書店には某ネコ型ロボットや某10万馬力の原子力ロボット、某釣り好きサラリーマンや朝刊4コママンガの顔っぽいキャラが描かれた看板が出ていて度肝を抜かれる(著作権的な意味で…)。)
(なお、この書店、「SINCE1911」とあり創業100年を超えているらしい)
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●16:10 本町駅(船場センタービル)
そろそろ夕飯時となってきたので、目当ての店へ行くべく本町駅へ移動。
まだちょっと夕飯には早いので、駅に直結の駅ビル「船場センタービル」を見ていく。

高速道路の高架下にあるのだが見ての通りはるか先まで細長く伸びていて、一度では全部見きれないほどの広さに唖然とする。
(1~10号館まであり、それぞれ地下2階~4階まであるとんでもない広さ。ファッション関係のお店や家具屋、金券ショップ、レストラン、居酒屋など多数のテナントが入っている。なんとなく東京・新橋駅のそばのニュー新橋ビルなどを思わせる雰囲気)
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駅を出ればすぐそばから心斎橋方面へ「せんば心斎橋商店街」がのびる。
夕方で結構な賑わいの中、年の瀬ってことで早くも獅子舞を飾るお店もあった。
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●16:40 夕食(うさみ亭マツバヤ)
その後、うどん屋「うさみ亭マツバヤ」へ。
(本町駅から南へ10分ほど歩いた先、商店街の裏通りにある隠れた名店といった風情)

ここはきつねうどん(大阪風に言うなら「『け』つねうどん」)の名店なのだが、普通のうどんの他にもバリエーションが多いのが特徴。
この日注文したは「おじやうどん」は、四角い鉄板鍋に具材たっぷりのうどん、中央に生卵が入っているのだが、「おじや」ということでその下にごはんが入っているという変り種。
(うどんを味わった後は残りの具とごはんを混ぜておじや風に味わえるのが面白い。関西うどんらしい塩分控えめながらしっかりしたツユの味わいも実に良かった)
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※一方で町角の立ち食いうどんで200円以下の安いうどんも食べてみたりする。
 安いのも高いのも味わって食べ比べもいいもの。

 大阪・ジャンジャン横丁の激安立ち食いそば屋、値上げしてた
 http://doya-gai.blog.jp/blog-entry-606.html


●17:20 クリスタ長堀
ここで17時を回ったので、あとは帰宅ラッシュに巻き込まれる前に宿(いつもの新今宮駅)へ戻るだけなのだが、地下街・クリスタ長堀を通って堺筋線へ向かう途中にあったのがギャラリースペース「浪花百景」。
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大阪の名所を描いた浮世絵が多数並んでいて、自分が回った場所を探したりとつい見入ってしまった。
(新今宮駅近くの有名な神社・今宮戎神社(今宮蛭子宮)はこんな感じ)
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といったところで以上。
(後はその日の宿(以下)へ帰って終了)

 安宿・大阪「ビジネスホテル来山北館」(1泊2200円~)へ再び(2017/12)

今回も適当なぶらり旅となったが、それでも大阪らしい名所が尽きず、大阪の奥深さ(特にグルメ)はやはり計り知れないというのが素直な感想だった。



今回も先日(以下記事)に引き続き、格安ホテルの写真を見ながら当時の思い出を適当に綴ってみようと思う。
(ホテル内のさりげない場所からご当地らしさが垣間見えると、観光地の町並みより印象深かったりする)

 安宿旅行記・宿の写真で振り返る格安ホテルの思い出など(2)

※ご当地らしさ以外でもペッパー君とか手描き看板とか、宿の隠れた個性が見えれば嬉しいものである。
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●唯一の冷房器具・ナショナル製扇風機
群馬・草津温泉「旅館 田島屋」にて。

 安宿旅行記・群馬・草津温泉「旅館 田島屋」(1泊4000円~)

古風な和風旅館だったのと高原で涼しい(?)草津ということで、この日泊まった部屋の冷房器具はこちらの小型の扇風機(ナショナル製)だけだった。
(8月下旬でも23度位なのでエアコンなしでもなんとかなるが、いまどきエアコンのない客室というのも珍しい感じ)
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本体下の操作部分を見ると、左側にはダイヤル式のタイマー(最大60分? エアコンならリモコンピッピで設定だろうけど…あるいはスマホで設定?)、右側には青系の配色で涼しさを演出した風力ボタン(切・弱・中・強の4つ)というシンプルなコンパネで、お盆に帰省した時におばあちゃん家で見たような記憶を思い出したり。
(回ってる扇風機に声を出して宇宙人ごっことか…レトロゲーム「ぼくのなつやすみ」の心境だろうか)


●群馬といえばダルマ?
同じく草津温泉「旅館 田島屋」にて。

 草津温泉 田島屋旅館 地図・アクセス

夜に湯畑や周辺のライトアップを見に行こうと、宿を出てふと近くの石垣を見ると、上に置かれた小さな赤いダルマが街灯に照らされていて少々ホラーな感じだった。
(高崎の達磨は有名だが、群馬のお宅では沖縄のシーサーのようにダルマを置いておくのだろうか…。ダルマの右隣の石碑も謎っぽい感じ)
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なお、翌朝に見るとこんな感じで、石碑には「天地人」と謎のメッセージが刻まれていた。
(夜気付かなかったが左隣にはカエルの石像もあった)
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●緊張感のあるフォントの「火の用心」
同じく群馬県の桐生駅近く、「ホテル桐盛館」にて。

 安宿旅行記・群馬・桐生「ホテル桐盛館」(1泊3800円~)

テレビ(今度はナショナル製でなくパナソニック製)のそばに「火の用心」を示す小さな立て札があったのだが、赤い字の「火の用心」が今にも燃えそうなフォントだったのが印象に残った。
(「北関東旅館連合協議会」とあり、やはり群馬含め「北関東」には独特の雰囲気を感じてしまう)
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●昭和の名残?テレビカード販売機
また同じく群馬県の駅近く、「前橋ロングサンドホテル」にて。

 安宿旅行記・群馬・新前橋駅「前橋ロングサンドホテル」(1泊3500円~)

エレベーターホールの近く、自販機の隣にぽつんと置いてあった「テレビカード販売機」。

1000円札でカードを買う方式だが、この機械の稼動してた時期を思うと、左上にある「新紙幣対応」というのは野口英世でなく夏目漱石の頃かも?とか思ってしまう。
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さらに右上には

「テレホンカードではありません」(そもそも公衆電話も撤去されつつある時代に…)
「一般テレビ放送は無料で御覧いただけます。ご注意ください」
(後からテープで修正したっぽい文章。病院みたいに、ホテルのテレビも有料だった頃?)

など、平成どころか昭和を懐かしませてくれるメッセージが一杯だった。


●オープンなのもちょっと不安な鍵返却ボックス
名古屋駅近く「ニュー松竹梅ホテル」にて。

 安宿旅行記・愛知・名古屋「ニュー松竹梅ホテル」(1泊2550円~)

チェックアウトはセルフ式で、フロントにルームキーを返してそのまま出るだけなのだが、カギを入れる箱が写真のようなただの平たい容器。
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こうオープンだと、鍵を返して自分が出た後、不届き者がその鍵を盗んで何か悪さをしないか妙に不安になってしまう心配性な自分…。
(防犯カメラでその辺はチェックしているとは思うが…念のため返した瞬間の写真を撮影した次第)


●安さに加えてペッパー君もウリの宿
続いて大阪は新今宮駅近く「ホテル サンプラザ2 ANNEX」にて。

 ホテル サンプラザ2 ANNEX 地図・アクセス
 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/149143/rtmap.html

宿の入口に手描きの立て看板があったのだが、「1泊\1700~のホテル!!!」という魅力的な安さの上に「ペッパー君もいる」とあるのが衝撃だった。
(「いらすとや」同様についに西成進出を果たしたペッパー君。もう怖いものはない?)
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なお、ペッパー君がこんな表情やポーズをするかは不明。
(ソフトバンク店舗や観光案内所で見かけるが、反応がスローなのでまともに相手をする気になれないのが本音。
 「人生、そんなに急いでどうするの?」とロボットに諭されてる感じもするが…)

なお、看板の下の方の価格などの説明が全て英語併記だったのも印象的。
(大阪ミナミの外国人バックパッカーの多さを物語る)


●外国人向け?ドヤ街のクリスマスツリー
また同じく新今宮駅近くの「ビジネスホテル 加賀」にて。

 安宿旅行記・大阪・西成「ビジネスホテル 加賀」(1泊1700円~)

こちらも外国人客が多い宿らしく、フロント横のスペースには世界地図が貼られていて「Where are you from?」というメッセージがあった。
(利用した外国人客が地図の自国にシールを貼るらしく、東南アジア、ヨーロッパの国々が多かった)
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さらにその隣には小さいながらも丁寧に飾りつけされたクリスマスツリーが置かれていて、ドヤ街にもクリスマスがやってくるということを実感させてくれた。


●さらに充実!ドヤ街らしからぬ宿文庫
またまた新今宮駅近くの「ビジネスホテル来山北館」にて。

 安宿・大阪「ビジネスホテル来山北館」(1泊2500円~)へ再び(2018/12)

以前も紹介したホテルに備え付けの本棚の本について、1年ぶりに泊まったらさらに充実していた。
特にマンガ本やサブカル系の本が増えていて、写真のように「ToLOVEる」の横に「外道坊」「ザ・松田」など、硬軟取り混ぜたラインナップにただ驚かされるばかりだった。(詳細以下記事)

 大阪西成探訪・ドヤ街宿に置かれた本棚の中身をチェック

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といったところで以上。

観光で疲れた後だしホテルではぐっすり眠りたいところだが、体力が余っていたらこういった宿の隅々までを堪能して宿泊費の元を取りたいものである。



 

今回は過去に紹介した安宿近くを旅行した時の話を。

先日紹介した宿「前橋ロングサンドホテル」に泊まった後、JRとバスを使って草津温泉と並ぶ群馬の名湯・伊香保温泉に行って半日ほどぶらり旅を楽しんだ時の話を綴ってみる。
(行ったのは2018年10月)

 安宿旅行記・群馬・新前橋駅「前橋ロングサンドホテル」(1泊3500円~)

温泉街に泊まりに行くのはずいぶん前に草津温泉に行って以来。

 安宿旅行記・群馬・草津温泉「旅館 田島屋」(1泊4000円~)

日本三大温泉といわれる草津に比べるとやや目立たない感のある伊香保ということで、いずれ行こうと思いながらここまで遅れてしまった。
(一時期、TBSラジオで大沢悠里氏が語るCMが朝によく流れていたのが印象に残ってる)

※伊香保といえば石段の温泉街。
 座って温泉饅頭を食べれば「頭文字D」(シーズン1の超序盤の話だが…)の気分?
(と思いきや与謝野晶子の詩などが刻まれてて座るに座れませんでした)
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●07:40 渋川駅
この日はホテルを出て、新前橋駅から歩いて15分ほどで渋川駅に到着。
(7時半でも学生さんが多めでロングシートが埋まる程度の混み具合)

SLが通る駅らしく、ホームにはこんな顔出し看板も置かれていた。
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●渋川駅07:57→08:21伊香保温泉
JR渋川駅から伊香保温泉までは駅を出て左手のバス停から路線バスで移動。
(平日の朝8時頃の便だったが学生さんが多く、並んでないと座れなさそうな感じだった)

席を確保した後、運転手に頼んで「伊香保温泉周遊フリー乗車券(800円)」を購入。
駅から伊香保温泉バスターミナルまでは片道570円なので、1往復するだけでもお得。
(地方のバスの特徴としてここではsuica等が使えないので、小銭両替の手間が省けるのも嬉しい。なお、券は運転手さんから受け取るのだが、代金は運転手さんでなく料金箱に入れるというシステムに少々戸惑った)
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●8:20 伊香保温泉バスターミナル
渋川駅から30分弱、バスは緩い斜面を長いこと登って伊香保温泉に到着。

 アクセス | 渋川伊香保温泉観光協会

温泉街の中では高い場所で降りるので、眼下には温泉ホテル街や遠くの山並みが広々と見渡せるのが嬉しい。
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●8:45 伊香保軌道線(路面電車)
バスターミナルから少し歩けば伊香保名物の石段街(頭文字Dでもたまに石段のシーンが出てたが)の中腹付近に行けるのだが、その周辺の町並みも見たかったので、バスターミナルから坂道を降りることに。
(頭文字D(シーズン1)を見たのもずいぶん前の話だが、碓氷峠やいろは坂のような聖地巡り気分も少しだけあったかも)

 関連記事:碓氷峠を路線バスで攻める

坂道を降りる途中にあったのが、かつて高崎・前橋から渋川を経て伊香保まで走っていたという伊香保軌道線(路面電車)。
かつての車両が屋根の下に保存されていて、外から眺めるだけだがちょっといい雰囲気。
(背景の染まりかけの紅葉もいい感じ)
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●9:00 伊香保温泉の石段街
路面電車の近くからしばらくバイパスを歩くと、伊香保温泉街の中心部・石段街の入口に到着。
石段の真ん中に温泉の湯が流れる水路があり、湯気が出てるのが風情がある。
(石段の高低差を利用して温泉旅館にお湯を流している)
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●9:10 旧ハワイ王国公使別邸
さて、ここから石段を登りながら温泉街の史跡巡りを楽しんでいく。
まず石段街の下の方、右手にあるのが旧ハワイ王国公使別邸。
(朝9時過ぎから開いてるので、温泉街に宿泊した方が朝早い時間に散歩で見て回るのにちょうどよかった)

これは明治時代に伊香保に別荘を持っていた駐日ハワイ王国弁理公使・ロバート・W・アルウィンが使用していた和風建築で、自由に中を見ることができ、昔ながらのたたずまいを見て回ることができる。
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隣の別館では氏が使った道具などの展示や生い立ちの資料映像も見れる。
(右が公使の白黒写真。そこから昔ながらのCGモデルで作ったSDキャラ(左)が伊香保とハワイとの関係などを解説していた)
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●9:30 伊香保御関所
その旧ハワイ王国公使別邸のそばにあるのが伊香保御関所。
(関所っぽい入口の前には当時の町娘っぽい子の顔出し看板が。男用の看板はない模様)
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建物内には取調べの解説や通行手形、当時の旅人の道具などが展示されていて、なかなかの見ごたえ。
(通行手形の実物を見るのは初めて。よくよく思えば以前に箱根などの関所の近くには行ったが、時間がなかったため中は見なかったのを思い出す)
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●9:50 足湯 岸権 辰の湯
しばらく石段を登り、石段街の中ほどにある岸権旅館の入り口脇には自由に入れる足湯がある。
宿泊客でなくても自由に入れるので、先も長いので軽くひと風呂。
(すぐそばの石段の人の流れを眺めつつ一息つける。平日の10時前だと誰もいなかったが、昼頃に再び通った時には観光客が増えて満杯に近い状態になっていた)
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●石段の見どころ
石段はただ登るだけかと思いきや、途中に突然与謝野晶子の詩などが刻まれていたりと意外な見どころがあり、飽きずに登れた。
(ちなみに上へ進むほどに石段の幅が狭くなっていき、横丁っぽい雰囲気も漂う)
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さらに進むと道の真ん中に「我国温泉都市計画第一号の地」という謎の石碑が。
石段の中央に温泉の湯が流れる湯桶を通し、高低差を利用して石段の両側に並ぶ温泉旅館にもお湯を流すようにして温泉街を作ったのが日本初とのこと。
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●10:00 勝月堂
さらに石段を登り、頂上が見えてきたところで小休止にと、脇道を入った場所にあるお饅頭屋・勝月堂へ。
(平日の10時頃でもお客さんが絶えない賑わいようだった)

看板メニューの「湯乃花饅頭」は箱売りのほかに1個90円からのバラ売りもしていて、できたてのお饅頭を手軽に味わえるので食べ歩きにちょうどよかった。
(100円を渡して、おつりの10円と饅頭が乗った皿が返ってくる。頭文字Dでも温泉饅頭食べてたなあ…と思い出しつつ、ホクホクの熱い饅頭を堪能)
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なお、お店の先代の方が温泉饅頭の発案者らしく「温泉まんじゅう発祥の地」という説明が出ていた。
(何事でもルーツの地を訪れると、いかにも観光っぽくてちょっと達成感がある)
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●10:10 伊香保神社
石段の頂上にある神社。
その先の河鹿橋や露天風呂へ向かう通り道になっているが、せっかくだからとお参りしていく。
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神社の裏手に抜けると景色が開けて、紅葉に染まりつつある山並みが姿を見せる。
この先のフォトスポット・河鹿橋の前にここでも記念撮影。
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●10:20 河鹿橋
神社の裏手の山道を歩いた先にある。
太鼓橋っぽい橋で、橋を渡りながら赤く染まりかけの紅葉をゆっくり堪能できた。
(伊香保温泉有数のフォトスポットでもあり、平日の午前中でもかなりの人出。
 やはり温泉街に宿泊して、朝早く、誰もいない時間に静かに見ていくのが理想だろうか)
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この先には飲泉所や露天風呂があるのだが、続きは後編にて。

 安宿からの旅・群馬・伊香保温泉日帰り半日ぶらり旅(2018/10)(2/2)

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