お盆を前に青春18きっぷシーズンもいよいよ本番。
(夏期の利用期間は平成30年7月20日~平成30年9月10日)

 青春18きっぷ - おトクなきっぷ:JR東日本
 http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2369

というわけで今回は先日の記事(以下)に続き、東京~名古屋間で途中下車した時の思い出を適当に綴ってみようと思う。
(観光スポット以外でも街並みとか風景とか、それなりに旅の風情を感じられることもあるという参考例になれば幸い)

 青春18きっぷで東海道横断・途中下車して寄り道したい駅(東京~名古屋~大阪)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1071805073.html
 青春18きっぷで東海道横断・途中下車して寄り道したい駅(東京~名古屋)(3)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1066435155.html
 青春18きっぷで東海道横断・途中下車して寄り道したい駅(東京~名古屋)(2)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1060104238.html

※浜松の定番「夜のお菓子うなぎパイ」。
 見慣れた広告も本場で見ると一味違う感じも。
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●大船(大船観音)
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大船駅といえば駅近くの山の上にある大船観音。
車内や駅のホームからもチラッとその大きな頭を山のてっぺんから見せつけてくるので、気になった方は登ってみるのも面白いかと思う。
(熱海の手前なら電車の本数が多いのであまりタイムロスにならないのも助かる。ただ、意外ときつい参道を登らされるので体力を温存したい方はご注意を)


●藤沢(電車型の売店)
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藤沢駅といえば駅のホームにある電車型の売店。
中は普通のキオスクだが、ちょっと面白い鉄道写真を撮りたい方にオススメだろう。
(昔の東海道線などをイメージしたデザインだろうか。左のホームにいる本物の電車との比較も楽しそう)


●小田原(二宮金次郎像)
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小田原駅といえば駅から歩いて10分ほどの小田原城。
(城の入口から天守閣まではもう少し歩かされるが、無料で天守閣のそばまで行けるので気軽に城攻め気分を味わいたい方にオススメ。詳細は以下記事)

 安宿からの旅・早桜「熱海桜」の帰りに小田原に寄り道など
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1069199349.html

もう1つ押さえておきたいのが駅2階出口のそばにある二宮金次郎像。
学校でもないのになぜここに?と思いきや、二宮金次郎は小田原市の生まれだかららしい。
(小田原城のそばには二宮金次郎にちなんだ「報徳二宮神社」があり、こちらにも二宮金次郎像がある。歩きスマホ好きな方にオススメ?(先駆者ってことで))


●熱海(廃墟状態のスマートボール店)
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熱海駅といえば駅のそばに足湯や温泉饅頭などを売る商店街がありいかにも昔ながらの温泉地という感じだが、商店街を抜けた先の通り沿いには廃墟状態のスマートボール店なんかが残ってたりとガチな意味で昔のたたずまいが残っていて、廃墟好きな方にオススメ。
(左の「迎春 二〇〇〇年」「ごゆつくりお遊びください」などの貼り紙や右端の謎の顔のステッカーが哀愁を誘う。ドアの下の貼り紙には「突然の閉店、ごめんなさい」とあるが何があったのだろうか…)


●三島(日本初の(複合型)エスカレーター)
三島駅といえば駅の南側にある楽寿園や三島大社などに目が向きがちで、北口の方にはあまり行く機会はない印象。
この日はふと思い立って北口方面へ行ってみたが、東横インなどのホテルがちらほら見えるだけの「寂れた新幹線駅」という雰囲気だった。

そんな中唯一の見どころかもしれないのが、北口へ行く途中にあるこちらのエスカレーター。
「日本初のエスカレーター・ゆうロード三島」とあり、えっ?と驚いて思わずシャッターを切った。
(もちろん盗撮容疑がかからないよう、付近に人がいないのを確認してから)
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ぐぐってみると、どうやら動く歩道(水平部分)とエスカレーター(階段部分)が一体化したタイプの複合エスカレーターとしてはここが日本初ということらしい。
(普通のエスカレーターの日本初は、東京大正博覧会、もしくは日本橋三越に設置された物とのこと)


●沼津(深海魚とか)
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最近は沼津というとアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」というイメージ(個人的感想です)だが、他に忘れてはならないのが深海魚。
(「沼津港深海水族館」がある)

というわけで駅の売店(ベルマート)では「オオグソクムシせんべい」なるものを売っている。
(隣の「だしップス」も少し気になる。なお、右上は「ラブライブ!サンシャイン!!」名物の「のっぽパン」の宣伝)


●原(富士山と海のマンホール)
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以前の記事で駿河湾を望める海沿いの遊歩道が近いと書いた原駅。
風景だけで終わるのも惜しいと思って行き帰りの道すがらに色々見て回ると、マンホールのフタが富士山と海のデザインだったのでとりあえず撮っておいた。
(最近は市町村単位でデザインが違うので手軽なご当地要素ってことで)


●興津(無人販売のミカン)
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こちらも海景色が駅から近いと書いた興津駅。
(浜松方面へ向かう電車の始発駅としても重宝する駅ではあるが)

駅を出て少し歩くと駅前のバイパスに出るのだが、道沿いを見て回ると農村でよく見かける無人販売のミカンがあった。
(おなじみの青島みかんと寿太郎という品種。お金は後ろの筒に入れるらしい)
結構多めにみかんが入った袋が一袋200円でわりとお得?
(この日は行く途中だったのでさすがに買えなかったが、帰り道だったら買っていたかも)

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●東静岡(大地真央さんのポスター)
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駅近くにショッピングセンター「マークイズ」があるくらいでいまいちぱっとしない印象の東静岡駅。
なにもないかと思いつつ駅のホームへ向かう途中、半ば仕方なしに撮影したのがこちらの「夜の反射材着用」を呼びかける大地真央さんのポスター。
(静岡中央署で一日署長を務めたことがあるそうで、その縁で作られた物と思われる。なお、出身は兵庫県らしいということで、ご当地要素は薄め?)


●静岡(タミヤデコレーションシリーズ)
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模型やフィギュアが多数展示された「静岡ホビースクエア」がある静岡駅。
まさにタミヤさまさまという感じなのだが、この時はたまたま駅の地下のイベントスペースでも「タミヤデコレーションシリーズ」という商品の展示会が行われていた。
(本物そっくりのお菓子を作り上げるキットらしい。かっぱ橋の食品サンプルと競えるレベル?)


●浜松(本場のうなぎパイの看板)
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浜松名物といえば夜のお菓子うなぎパイ。
ということで浜松駅構内にあったのがこちらのうなぎパイの看板。

戸棚に隠されてたパイを見つけて「これが夜のお菓子か」と驚く子供がほんといい顔してる。
(今のお笑い芸人かユーチューバー並みに顔を作ってる感じ。こっちは子供だからまだかわいげがあるが…)

なお、公式サイトにはうなぎパイのCM映像のライブラリーがあるが、看板の子は出てない模様。
(看板が何年前の広告かはわからないが、この子も今はもういい大人なのかもしれない。「マルコメみそ」のCMの子とか、「ゲームセンターCX」のオープニングでファミコンをする子たちの「あの人は今」みたいなものだろうか)

 アドギャラリー|お菓子|浜松のお菓子処 春華堂
 http://www.shunkado.co.jp/sweets/unagipai/ad.php

※なお、「夜のうなぎ」に対抗して「朝のすっぽんパイ」なるものも売っている模様。




●豊橋(骸骨サンタクロース)
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豊橋駅に立ち寄って名物の「豊橋カレーうどん」で昼食を取った後、駅へ戻るついでに駅ビルの中を通り抜ける途中で撮影。
(面白い商品やディスプレイ、店構えが見つかりやすいので、駅周辺にエキナカや商店街があればとりあえず見に行くようにしている)

接骨院的なお店でよく見かける骸骨の模型だが、この時は12月ということでサンタ服を着せられていた模様。
クリスマスの日にこの子がプレゼントを持って家に来たらちょっとしたホラーだが…。
(何気に露出度の高いサンタ服。他の季節にどのような服装なのかも気になる)


といったところで以上。

なんてことない写真だがとりあえず撮影しておけば後々に旅の思い出やネタにはなるので、何もなさそうな駅でも時間の許す範囲で隅々まで探し回るのもまた18きっぷ旅の楽しさだと思う。