人生格安旅行日記

自分が一人旅行で使った安いホテルの宿泊レポートを細々まとめていくブログです。 (1泊3000円くらいが理想)他、安宿からの旅行記(全て一人旅。無料スポット巡りが多め)や18きっぷでの途中下車旅なども。 enjoy Japan trip in cheap hotels! (solo travel)

2016年10月

今回泊まったのは、城跡や石割桜にもほど近い盛岡市の繁華街近くにある「ホテルニューカリーナ」。

 ホテルニューカリーナ 地図・アクセス
 https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/2665/rtmap.html

(ホテルから歩いて5分ほどで、石割桜のある盛岡地方裁判所に到着。文字通り石の間から太い幹が生え出ている姿は春じゃなくてもダイナミックの一言)
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場所は、JR盛岡駅から歩いて10分ほどの繁華街の角。
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なお、すぐ隣には同じ系列(?)の「ホテルカリーナ」があり、こちらも安い。




朝食のバイキングでレストランを共用で使っていたりと関係が深い。
(先日紹介した、入口が共通で中が別々の大阪「ビジネスホテル来山北館・南館」のような感じ?)

 安宿・大阪「ビジネスホテル来山 北館」(1泊2200円~)へ再び
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1022283067.html

客室はバストイレ完備。
ベッドや冷蔵庫・テレビ・エアコンなど一通りの設備が揃う一般的なビジホっぽい部屋。
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こちらがユニットバス。
トイレはしっかりウォシュレット付きで、洗面台の大理石っぽい模様がささやかな高級感を演出。
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館内の自販機の横には「自動製氷機」が備え付けられていたりと、細やかな心遣いがありがたい。
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ただ、部屋のエアコンは温度調整式でなく「弱・標準・強」の段階式なので気になる方は注意を。
(写真左のダイヤル。7月だったが、「弱」で十分涼しかった)
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なお、右の「ラジオ・音楽」のスイッチもいくつかはまだ作動して、就寝時に聴くためなのかクラシックの静かな音楽が流れたりした。
(写真下にちらっと写ってる「ナショナル」製。古いロゴなので数十年前の物と思われるがまだ動くのはさすがメイドインジャパンのクオリティ?)

そんな部屋で夕食に食べたのは、地元・一野辺製パンの「いやー豆ばり入ってら」パンとスーパーで買ったのり弁当(例によって半額)。
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パンの方は説明通りに大量の豆が入っていて、そこらのウグイスパンなどの比じゃないボリューム感がなかなかだった。
(ちなみに買ったのはなぜか盛岡に来る途中で立ち寄った北上駅だったりと、わけがわからない)

ちなみに、元々のプランは素泊まりだったが、700円追加で朝食バイキングが追加可能。
和食・洋食の豊富なメニューの他、地元・岩手名物の「ひっつみ汁」(左下)もあるのがありがたい。
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これでシングル1泊3200円~。
(日曜限定プランが安い。セミダブル部屋だと2人で4200円位など、さらにお得)




盛岡駅からは少々離れるが、石割桜・盛岡城址・もりおか歴史文化館など観光名所の集まった盛岡市の東部エリア付近なので市内観光を楽しみたい方には逆に便利ともいえる。

盛岡駅の徒歩圏内でそれなりに安く泊まりたい方にオススメかと思う。
(「新渡戸稲造生誕の地」などの隠れた名所もある。かつての5000円札を折り曲げての変顔の定番)
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前回、温泉街の散策や夜の湯畑を見た続きから。
(古くは日本武尊から源頼朝の頃まで、歴史ある温泉街・草津を1泊2日でもギリギリまで堪能したい所)

 草津温泉とついでに群馬をぶらつき旅(2016年8月)(中編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1061735667.html

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●6:00 起床
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夜も賑わう草津温泉だが、朝は静かな目覚め。
障子戸に電灯の豆球の灯りが純和風でいい部屋だった。

 安宿旅行記・群馬・草津温泉「旅館 田島屋」(1泊4000円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1061264642.html
 ドメイン取るならお名前.com

●6:20 早朝の温泉街散歩
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朝食には早いのでなんとはなしに温泉街を散歩。
湯畑周辺はこの時間でもちらほらと人がいた。

湯畑の柵には草津を訪れた有名人のプレートが並ぶ。
日本武尊から源頼朝まで、長きにわたって「♪草津よいとこ」だったことを実感。
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続いて、昨日は歩かなかった温泉街の北の方の「ベルツ通り」へ足をのばす。
この辺は林道沿いにお洒落なペンションが軒を連ね、軽井沢を思わせる雰囲気も漂う。
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まだ8月というのにコスモスが咲き乱れていたりと、高地ということも実感。
(温泉と言えば冬に温まりに…というイメージだが、避暑でもわりと行けるだろう)
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1時間ほどの散歩の後に宿に戻り、朝風呂を浴びてのんびり朝食。
バスの時間ギリギリまでのんびりな宿の時間を堪能した。

●草津温泉バスターミナル9:05→9:35長野原草津口
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もう少しのんびりしたい気もしたが、バスの本数が少ないのを考慮して早めに帰りのバス(JRバス)へ。
ところが平日、朝早いバスでも発車10分前でこの行列。(さすが有名観光地)

なんとか4列シートの通常席を確保できたが、自分の後に来た方々は補助席に座ることになり、かなり窮屈な感じだった。
(その上、駅へ直通ではなく通常の路線バスのように途中の停留所でも乗降があるので、補助席だとその度にいちいち立たないといけないこともありかなり苦労する。せっかく草津を楽しんだ帰りにムダに疲れたくない方は平日でも早めに列に並んだ方が無難だろう)

●長野原草津口09:54→11:18高崎
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バス到着後、電車の発車までまだ時間があったので駅構内をぶらり。
子供向けに「駅に遊びに来たクワガタ達」として虫たちが入った水槽が展示されていた。
(正確には「遊びに来た結果、捕まってしまった」わけかと…)

駅構内にあった「裸の大将」でおなじみ山下清の草津温泉ポスター。
「な~んもしない いるだけ、でいいんだな」と大将らしいセリフが添えられているが、そういう心境で草津を楽しめるのは何十年後かと思ったり。
(歳を重ねれば自然とそういう心持ちになれるのだろうか)
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発車を待つ吾妻線の列車。
バスは満員だったが、こちらは両数が多いこともありボックス席をしばらくの間独り占めできた。
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●11:30 高崎駅→群馬レジャーランド
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あとは東京へ帰るだけだが、その前に色々寄り道。

まずは高崎駅近くのゲームセンター「群馬レジャーランド」へ。
最新ゲームの他に懐かしの「クレイジータクシー」や謎のビリヤード「風」(ここ重要)ゲーム「BILLY BOWL」など、珍しいゲームが多数あり、また一つ秘境・群馬の恐しさを味わえた。
(詳細は以下)

 珍ゲーセン巡り・高崎線・高崎駅「群馬レジャーランド」
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/66481847.html


●高崎12:10→12:19北藤岡
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もう少し遊びたかったが、本数の少ない八高線に乗る必要があるため、急ぎ足で高崎駅へ戻る。
(乗り場はホームの端の方で意外と歩かされるので、危うく乗り遅れるところだった)


●12:30 北藤岡駅→オレンジハット新町店
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北藤岡駅で降り、駅から歩いて5分ほどの国道17号沿いにある「懐かし自販機」の名店「オレンジハット新町店」へ。
(この手のお店は大抵車でないと行きづらい場所にあるが、ここは数少ない駅からも近いお店)

「懐かし自販機」というと「うどん・そば自販機」が有名だが、ここはその他に「自販機ラーメン」も味わえる。
日本で数台だけ?と言われるほど貴重ながらお値段は330円で、具沢山で自販機とは思えないクオリティだった。
(詳細は以下)

 懐かし自販機ゲーセン巡り・八高線・北藤岡駅・オレンジハット新町店
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/66636322.html


●北藤岡12:59→13:56熊谷
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もう少し遊びたかったが、本数の少ない八(以下略)のため、高崎線に戻り帰り道へ。
ここまでくれば本数が多いこともあるので、せっかくだからと熊谷駅でちょっと途中下車。

暑さで有名な熊谷ということもあり、駅のそばの献血ルーム前には「あついぞ!献血」の看板が。
(今年から中止になっていたらしいキャッチコピー「あついぞ!熊谷」に倣ったのだろうか…)

 「あついぞ!熊谷」を今年からやめていた - ねとらぼ
 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1609/14/news122.html

草津と違って下界は暑かったこともあり、ちょっと駅前を歩いたくらいでさっさと冷房のきいた電車へ戻り、帰った。


といったところで以上。

終わってみれば交通費は18きっぷ2回分+バス往復で6000円ほど、それに宿代4000円ほどを加えても1万ほど(食事や買い食いは別だが)で、手軽に草津温泉を嗜むことができた。
(18きっぷがなければ新宿から草津への直通バスという手もあるだろう)

草津自体が見どころ多い温泉街であるのはもちろん、周辺にも魅力が多い(孤独のグルメにB級グルメ、懐かし自販機とあくまで個人的意見だが)ので、うまく組み合わせれば都心から行きやすい観光地なのではと思う。


前回、草津温泉の名物である「湯畑」「熱の湯の湯もみショー」を見た続きから。
(現状、その前に行った高崎の「シャンゴ風スパゲティ」と「孤独のグルメの焼まんじゅう」の方が満足度が高い状況なので、温泉街の魅力などでなんとか盛り返したい…と思い見つけた草津名物はなぜかご当地キャラ「ゆもみちゃん」のマンホールだった(?))

 草津温泉とついでに群馬をぶらつき旅(2016年8月)(1/3)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1061585044.html

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●16:00 温泉街散策(西の方)
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熱の湯を出た後、山の方の公園へ向かうべく温泉街をぶらり。
(草津名物(?)の温泉饅頭の店が多く、饅頭の香りが漂う。通行人に饅頭をサービスでくれるお店もあったりするが、旅館でも食べたしもう饅頭は結構な気分…箱入りとか買っても1人じゃ食べきれないし日持ちしないし)

そんな昔ながらのお店に混じり、ジブリショップの「どんぐり共和国」なんかもある。
(湯布院温泉なんかでも見た気がするがいまや全国区?)

美人と違って「ジブリは3日見ても飽きない」ということだろうか。
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●16:10 西の河原公園
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草津温泉街の西の方、林の中にある公園。
草津の自然たっぷりな中を散策できるほか、園内を温泉が流れていて有料の露天風呂や無料の足湯があり、緑に囲まれた中で湯に浸かりたい方にもオススメ。

温泉が流れているので硫黄のにおいもほのかに漂う。
(登別の地獄谷ほど強くはない。これも「草津よいとこ」たるゆえんだろうか)

 安宿からの旅・鬼と熊がいる地獄の温泉街・登別温泉(2015年7月)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1049963050.html

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●16:50 縁日村(ホテル大東館)
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存分に自然を満喫した後、再び温泉街の中心・湯畑の方へ戻る。

湯畑のそばにあるホテル・大東館に併設の縁日村という施設があり、その名の通り型抜きやスマートボールなどの縁日風の遊びやレトロゲーム機が並ぶゲームコーナーなどがあり、温泉街らしい遊びを堪能できる。
(左下の「ポケモンGO・ポケストップ」の看板との時代の対比が面白い)


「ぷよぷよSUN」「テトリス」「メタルスラッグX」など、古いゲーム、家庭でもできるゲームでも、温泉街で見かけるとついつい100円を入れてプレイしてしまうのは何故なのか…。
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●17:10 湯畑周辺
またなんとなく湯畑周りを歩く。
(この、何も考えず「なんとなく歩く」ができるのも観光地だからこそだろうか)

マンホールの蓋を見ると、草津温泉のご当地キャラ「ゆもみちゃん」のデザインだった。
(最近は「ダムカード」に続き「マンホールカード」というのも流行らしいが、なにげにマンホールって個性的なご当地デザインが多い)
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湯畑を囲む石柵には、かつて草津温泉を訪れた有名人の名前が連なっている。
「渥美清」の隣に「石原裕次郎」と、ジャンル別・時代別に並んでいるのがなにげに面白い。
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●17:20 温泉街散策(東の方)
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湯畑周りから、今度は温泉街の東の方へ足をのばす。
裏通りへ入っていくと、入り組んだ抜け道や細い路地、高低差のある階段などが多数あり、まるで東京都心の谷根千や四谷などを歩いてるような雰囲気でそぞろ歩きを楽しめる。

休業中なのかひと気のない旅館や場所も多く、昼間でも廃墟巡りのような独特の恐怖感を感じながらどこまでも歩ける。
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●17:40 スーパーもくべえ
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ここでちょうど夕飯時になったので、宿へ戻るついでに夜食を買いに近くのスーパー「もくべえ」へ。
群馬のゆるキャラ「ぐんまちゃん」の草津バージョンの貼り紙があり、「尾瀬のおいしい水」など群馬グッズの売り場があるのが印象的だった。
(さすが「2014ゆるキャラグランプリ」なだけはある)

とりあえず夜食に買ってきたのが、こちらの「メンチカツロール」と「ねぎみそだれ付きフリアンパン」。
左の「フリアンのみそパン」はゲーム「桃鉄」の物件にもなってる群馬県・沼田の名物。
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ちなみに、群馬県・沼田はNHK大河ドラマ「真田丸」と関わりがあるということで、途中で立ち寄ったバスターミナルには「真田丸」のポストカードが備え付けられていた。
(今となっては写っちゃいけない人の顔が出てる気もするが、気にしない方向で…)
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●20:30 夜の湯畑
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夜に湯畑や周辺がライトアップされていると聞き、風呂と夕食の後に再び外出。
湯煙に包まれた湯畑や周囲の街並みなどが光に包まれ、昼間とはまた違う幻想的な雰囲気なのがすばらしい。
(平日夜でもこの人出なのはさすが草津)

湯畑そばのセブンイレブンに入ると、「ぐんまちゃんクッキー」など群馬土産も売っているのが観光地らしかった。
(隣には「頭文字D ミルクキャラメル」もあり、いまや「ぐんまちゃん」にならぶ群馬名物らしい)
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ということで、また長くなりそうなので次回へ続く。

 安宿からの旅・草津温泉とついでに群馬をぶらり旅(2016/08)(3/3)



今回は過去に紹介した安宿近くを旅行した時の話を。
先日紹介した宿、「草津温泉・旅館 田島屋」に泊まったついでに、草津温泉や群馬をあちこち観光した。

 安宿旅行記・群馬・草津温泉「旅館 田島屋」(1泊4000円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1061264642.html

押しも押されぬ有名観光地である草津温泉。
男一人で行ってどこまで楽しめるかが不安でこれまで行くのを躊躇っていたが、「♪草津よいとこ~一度はおいで~」とも歌われてるし、18きっぷも余っていたし(これが一番の理由)、まあいいかという気分で行くことにした。

※ただ、温泉が不発に終わった時の保険のため、温泉の前後に「孤独のグルメ」や「懐かし自販機」など色々予定を盛り込んでおいた。
 (こうでもしないとそうそう足を運ぶこともないのが、個人的な群馬県の位置づけ。
  世界遺産の富岡製糸場なんてのもあるが、あるけど…)

●東京09:22→11:06高崎(快速アーバン)
この日は通勤ラッシュの終わる平日・9時過ぎから行動開始。
(便宜上、東京スタートで話を進める)
上野や大宮での乗り換えなしで高崎まで行ける快速アーバンで都心を脱出した。
この時間なら乗客は少なめで、余裕で車両の端の3人がけ席を確保。

●11:20 昼食(アグーリバイシャンゴ・シャンゴ風スパゲティ)
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高崎に着いた時点でほぼお昼時だったので、例によって早めの昼食。
(腹が減っては戦はできぬ…まして非日常の旅先ではいつもより腹が減るし、というのがモットー)

この日食べたのは、高崎ご当地B級グルメとして有名らしい「シャンゴ風スパゲティ」。
高崎駅ビルのフードコートで食べられるということで、味わってみることにした。

写真の通り、パスタの上に薄いトンカツが乗り、そこに甘辛いミートソースがかかった一品。
今まで味わったことのない感じの甘辛さとカツのボリューム感という新鮮さが目立ち、群馬恐るべしというインパクトがあった。
(Mサイズ750円でも結構お腹一杯という量)

●11:50 高崎散策
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食後、腹ごなしと次の目的地へ行くため、高崎市内を散策。
西口から駅前通り沿いを歩いていて見つけたのが写真の「あら町 諏訪神社」。

赤い鳥居に龍が巻き付いている、ある意味群馬らしいデザインが目を惹く。
(群馬→頭文字D→走り屋→暴走族→長ラン→登り龍 という程度のイメージ)

その先で北に曲がってしばらく進むと見えてくるのが「中央ぎんざ」商店街。
見覚えのある方もいるかもしれないが、これはマンガ「孤独のグルメ」の「群馬県高崎市の焼きまんじゅう」の話で背景に描かれていたアーケード商店街(のモデルと思われる)。
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年季の入ったたたずまいで平日の昼下がりでもこの様相と活気は今ひとつ。
(右上の「元気です! 中央ぎんざ」の垂れ幕通り頑張ってほしいもの。左下の「腹が減ったらうちに来い!」も気になるが…)
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●12:20 オリタ焼まんじゅう店
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「中央ぎんざ」商店街を途中で抜け、東へ折れて駅方面へ少し戻った先にあるのが「オリタ焼まんじゅう店」。
こちらは先述の「群馬県高崎市の焼きまんじゅう」のモデルになったと言われているお店。
(要は「孤独のグルメ」の聖地巡りである。詳細は以下)

 「孤独のグルメ」のモデル店で食事(高崎駅「オリタ焼まんじゅう店」)
 http://tokyo-burari.blog.jp/archives/9971254.html

原作通り「複雑な甘さ」(癖になる甘さ。言葉は悪いが「ハッピーパウダー的」とでもいうか)で、昼食を食べたすぐ後なのにあっさり平らげてしまうほどの絶品ぶり。
草津へ辿りつく前にノックアウトされてしまう(食いだおれ的な意味で)ほどだった。
(箸の止まらなさは「ジョジョ」のトニオさんのレストラン並みと言っても過言ではないと思う)



●高崎1255→1425長野原草津口
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お腹的にはこれで帰宅しても満足なレベルだったのだが、さすがにもう宿を取ってあるので、草津温泉へ向かうべく吾妻線の電車に乗る(草津温泉の最寄り駅、長野原草津口駅まで)。
(着席率は3割程度で、ずっとボックス席を独り占めして腹休めと食後の昼寝ができた)

途中の水田が広がる田園風景の中、カメラを構える一団が。
(電車を撮ろうと待っていた撮り鉄さんご一行だろうか。そういう方々を狙撃でもするかのごとく、車内から撮影するのがひそかな楽しみだったりする)
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●長野原草津口1433→1458草津温泉バスターミナル
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長野原草津口駅に到着後、次はJRバスに乗って草津温泉バスターミナルへ。
普通の路線バスっぽい4列シートで、空いてる電車とは一転、こちらは平日でもほぼ満席になった。

●15:00 草津温泉バスターミナル
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曲がりくねった山道を進み、ついに草津温泉に到着。
バスターミナルを出るといきなり足湯(右の小屋)があるのがさすが温泉街。

●15:20 湯畑
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バスターミナルから温泉街の中心部へ向かう途中にお宿がある(以下リンク)という好立地なので、チェックインして荷物を置いた後、さっそく温泉街へ繰り出す。


まずはとりあえずおなじみの湯畑へ。
温泉のお湯が貯められて流れ行くダムのようになっていて、硫黄のにおいも漂い温泉街気分も高まる。
(写真右側に沈んでいるのが「御汲上げの湯枠」。あの八代将軍吉宗が江戸まで草津の湯を運ばせるために使っていたとのことで、こんな感じで歴史上の偉人とのゆかりが多いのも特徴)

●15:30 熱の湯
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湯畑のそばにある定番スポット。
おなじみの歌「♪草津よいとこ~一度はおいで~」を歌いながら、湯船のお湯をかき回して温度を下げる「湯もみショー」を開催していて、最も草津らしさを味わえると思ったのでとりあえず見ていく。

お湯をかき回す他に草津節の踊りなども見せてくれるのだが、終始のんびりした時間が流れる感じ。
(旅館のステージ付きの大食堂で、食後に横になって大道芸を眺めるような感覚とでもいうか…早い話が少々退屈)

ショーは30分で600円なのだが、一般の方の飛び入り参加の時間があるため、プロの「ゆもみ娘(娘と言っていい年齢かどうかはわからないが…)」の演技時間は実質半分くらいといったところ。
その上ショーが終わると、次の回の客を入れるためスタッフが前の客を追い出しにかかったりと、ゆっくり中を見ることもできない点は残念。
(このため、最も草津らしさを味わえる見どころではあるが、満足度は今ひとつというところだった)

実は、2階席の片隅には「おそ松くん」「天才バカボン」でおなじみ赤塚不二夫先生ら「漫画集団」ご一行様が描いた寄せ書きボードがあったりと隠れた見どころも多い。
(こういった点をゆっくり見せてもらえないのは正直頂けない。なお、写真の右の方には女性などが描かれてたのでカットした)
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ということで、また長くなりそうなので次回へ続く。
(正直ここまでのところ、草津温泉より寄り道の方が楽しい状況である)

 安宿からの旅・草津温泉とついでに群馬をぶらつき旅(2016/08)(2/3)


 

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