飛騨古川駅周辺の町並みの東側、飛騨の匠文化館や瀬戸川・白壁土蔵街などを見た続きから。

 安宿からの旅・(「君の名は。」で話題になる前の)飛騨古川駅を歩く(1/2)

※なぜか傘を差したラピュタのロボット兵やカネゴンがいる不思議な雰囲気のある雪の町でした。
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●古川祭・山車の蔵
町中には、飛騨古川のお祭り「古川祭」で使われる山車を入れる蔵があちこちにある。
(高山祭りとかぶる感じもするが…。普段は蔵の中に山車がしまわれて見れないので看板で気分だけ感じつつ次へ)
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●古い町並み
JR飛騨古川駅の北側には、古民家が並ぶ壱之町通り~三之町通り、殿町通りの町並みがある。
これが結構長くて飛騨高山と負けないくらいの歩きがいがあり、時間をかけて散策できるのが嬉しいところ。
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昔ながらの酒造の横には酒樽をかき回す様子の石像などもあった。
(山といえば名水、そしてうまい酒?)
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●本光寺(「ああ野麦峠」文学碑)
駅前の街中の北の方、川のそばにあるお寺。
観光地図を見たら「ああ野麦峠」の文学碑があると聞いたので一応立ち寄った。
(歴史の授業で当時の代表作ってことで名前くらいは聞いた覚えがある。女工哀史の時代だったろうか…)
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●荒城川(霞橋から)
町中の北端を流れる川。
(本光寺のそばを流れていて、霞橋が架かる)
雪一面の川岸を見てると川の水が雪解け水に見えるせいか、一段と清く冷たい感じに思えるのが不思議。
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●ご当地マンホール
飛騨古川のご当地マンホールがこちら。
外周部の模様は「古川」と書かれてるようだが、ラーメンの丼のフォントを思わせる珍しい形式。
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●ラピュタのロボット(大横丁公園)
再び古い町並みを歩き、たまたま休憩で立ち寄った大横丁公園。
園内の屋根付きのベンチで座ろうとすると、そこには「天空の城ラピュタ」に出ていたロボット兵がいた。
なぜここに…
(左肩の黄色いのはキツネリスだろうか。下に「ラピュタ」と札があったが、別にロボットの名前ではなかったと思うが…)
屋根の下なのに、なぜかカサを差していたのも気になる。


なお、公園内には水飲み場があったが、備え付けのコップに入ってた水が昼すぎでもまだ少し凍りかけだったのが印象的。
(さすが雪国)
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●飛騨古川のカネゴン
公園を離れてまた町並みを歩くと、今度は民家の軒下にカネゴンがいた。
なぜここに…(2度目)
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ちゃんと胸部分の体力カウンター(お金を食べると回復した気がする。「小計」とあるのは昔のレジの数字部分を再利用?)もしっかり作ってある力作。
(「ウルトラQ」に出ていたカネゴンを最近見たが、カウンターがこういうデザインだったかはうろ覚え)
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●荒城川の風景(今宮橋付近から)
市街地の北東部にある。
先ほどより川幅が広く、こちらも雪と川と、自然たっぷり。
いつまでも見ていたいような古きよき日本の原風景。
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●飛騨古川駅・駅構内の石油ストーブ
そろそろ電車の時間が来たので駅へ戻る。
駅舎内には昔ながらの石油ストーブが置いてあり、雪国らしい雰囲気。
(平日で人が少ないせいか火は入ってなかった)
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といったところで以上。

「君の名は。」抜きにしても歴史ある町並みとたっぷりの自然は見ごたえ十分なので、飛騨高山のついでとか、JR高山本線の鉄道旅行で訪れてみてはどうか。
(飛騨古川の後はさらに北上して富山へ。ほとんど乗客がいないまま電車は銀世界の中を走り行く)
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