熱海から伊東へ移動するためリゾート21に乗ったところから。
(「北海道&東日本パス」で移動できるJR区間内・伊東駅まで移動する)

 「北海道&東日本パス」で行く初秋の海・熱海~伊東へ(2015年9月)(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1063739353.html

●熱海12:30→12:55伊東
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リゾート21といえば全面展望の海景色。
ただ、前回も書いたとおりほぼ満席で山側の席しか空いてなかったので、窓側ソファに座る人の頭越しに海を見た。
(この時座ったのは2人向かい合う座席。だが、対面が思い切り足を延ばしていたので、こっちは足を通路側に出すしかなく窮屈だった)

しかしそれでもめげずに海景色を堪能。
(海を見ながら寝てる人もいて、景色見ないなら席変われやと言いたくもなるが、車窓を見ながらうつらうつらするのも電車旅の魅力なので、何も言わずにただ頭越しにシャッターを切るのがせめてもの抵抗)

●伊東駅
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白壁に南国っぽい屋根がいかにも海の街というイメージ。
そばのヤシの木とセットだと伊豆急下田駅を思わせる。

●13:10 伊東温泉街
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駅のすぐそばから個性的な飲食店が並ぶ通りとアーケード街という2本立ての商店街がのびている。
(温泉街らしく七福神になぞらえた手湯もあったりと、歩くだけでも風情があって楽しげ)

「ちんちん揚げ」なるB級グルメも(ねりものや武)。
(名前に反して中身は具沢山のさつま揚げっぽい感じのまともな味。普通にうまいので食べ歩き好きなら)
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●13:30 松川遊歩道
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商店街を抜けてしばらく進むと温泉街の中心部を流れる松川に出る。
川沿いは木陰やしだれ柳などで涼しげな遊歩道で、湯上りの静かな散歩にもってこい。

こちらは遊歩道沿いにあった神社・音無神社。
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拝殿の横に「尻つみ祭」と不思議な看板が出ていたが、別に怪しげな祭りではなく、境内で尻相撲などを行う珍しい祭りとのこと。
(毎年11月10日の夜にやるらしい)

 尻つみ祭り _ 伊東市
 http://www.city.ito.shizuoka.jp/kankou/html/event/hpg000002075.html

さっきの「ちんちん揚げ」といい、温泉街にはその手のイベントや名物が欠かせないのだろうか。
(熱海の秘宝館といい…)

●14:10 伊東港、オレンジビーチなど
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川沿いを下流へ向かうと海岸に出る。
天気がよければ水平線の向こうに伊豆七島が見えたりと海岸散歩にもってこい。
この日は夏の最後の思い出にと、水遊びや魚釣りをする人々で賑わっていた。

また、いかにもアートな感じの三浦アンジンの銅像(写真)もある。
(歴史の授業でおなじみの方。だが、銅像の台座には「海の男 ウィリアム・アダムス」とあり、なんか若大将っぽい呼び名に違和感も)
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●14:20 ふれあいの湯
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海岸近くの大通り沿い、伊東ふれあいセンターそばにある足湯。
円形の湯船でお湯も適度に熱く、散策の休憩がてらに入るのにちょうどよかった。

●15:00 日帰り温泉(梅屋旅館)
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伊東駅の方に戻るついでに、駅近くの旅館・梅屋旅館へ。
ここは宿泊の他に日帰り温泉もやっていて、駅のそばなのに500円と安く入れてお手頃。
(入浴後、玄関近くのソファで一息。昭和の頃の旅館っぽいアットホームな雰囲気がとても落ち着く)

浴場にあった貼り紙(静岡県作成のポスターらしい)。
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「身体をよく洗ってから浴槽に入る」
「浴槽の中ではタオルを使用しない」
など日本人には基本的な注意事項だが、4ヶ国語で書かれた注意書きが外国人客が増えていることを物語る。

●15:40 温泉街のボウリング場(オークラボウル)
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湯上りに駅周辺をぶらつくと伊東駅の裏手に昔ながらのボウリング場があった。

ボウリング場のそばにはゲームコーナーがあり、ピンポン台があったり型落ちのテレビゲームやスロット台が並んでいたりと、ほどよい場末感がまた温泉街のゲームセンターっぽくていい雰囲気。
(普段ゲームをやらなくても、こういう場でめぐり合うとつい100円を入れたくなってしまう不思議。詳細は以下)

 懐かしゲーセン巡り・伊東線・伊東駅「オークラボウル」
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/45089233.html

●16:20 帰宅
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帰りは通常の伊豆急行車両。
(JR伊東線まで乗り入れてるので、熱海までこれで行く)

リゾート21と違いほどほどの混み具合で、寝て帰るにはちょうどいい。
(その後に乗った熱海からの東京行き普通電車も混雑はほどほど。熱海から座ったまま2時間ほどで都会へと戻れる)


といったところで以上。

昔ながらの温泉街の雰囲気を安く手軽に楽しむなら、今も昔も熱海・伊東は絶好の場所だと思う。