前回、レンタサイクルで浜名湖周辺をサイクリングした続きから。

 安宿からの旅・静岡・天竜浜名湖鉄道(2013年6月)(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1047882270.html

昼食を食べるべく気賀駅へと戻る。
その途中、湖沿いの道路の上を走る天浜線の列車とすれちがったので何となく撮影。
(こんな感じで列車を待って写真を撮るのってなんとなくプロ気分(気分だけだが))
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●12:45 昼食@気賀駅「貴長」
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目ぼしいお食事処が見つからないまま、レンタサイクルを借りた気賀駅に戻る。
空腹が限界のため、駅に併設のラーメン屋「貴長」で食事。
(きれいに駅と一つ屋根の下で営業している姿がいい感じのたたずまい)

稲の青葉を練り込んで食物繊維が豊富な麺を使った「貴長塩ラーメン」がなかなかのお味だった。

風情ある駅舎内で次の電車を待つ。
使い込まれた感じで縁が磨り減った長椅子、その上の座布団を見てると寝たくなるが、さすがに公共の場なので我慢。
(サイクリングと食事の後なので眠気は十分だったが…)
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●13:17 気賀駅→13:58 新所原駅
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眠かったので、休憩もかねて西側の終点・新所原駅まで乗ることにする。
(この時間だと乗客はほとんどおらず、ボックス席でゆったりできるのも嬉しい)

先ほどサイクリングで通った道を高台の線路から眺めてると、途中ライダーの一団が。
バイクで湖一周というのも楽しそうである。
(バイク免許はないので、なんならカブで…)

うとうとしてるうちに40分ほどで新所原駅に到着。
ここの名物は「駅のうなぎ屋」で、駅舎内で国産鰻が買えるのが特徴。
(さすが浜松。今年はこの値段から値上がりしてるかもしれないが)
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●14:20 新所原駅→14:42 都筑駅
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西の端の新所原駅から、再びスタート地点の掛川駅へ向かい引き返す。
平日の昼下がりであいかわらず乗客はまばら。

途中の駅ホームにあった「天浜線趣味舎」。
なにやら農機具が集まったよくわからないスペースだが、こういうのが残ってるのも古い駅舎のいい所。
(廃屋巡りのような雰囲気も漂う)
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20分ちょっとで都筑駅に到着。
ここは駅の8割くらいが隣のパン屋さんに占拠されているつくり。
(レンガ造り風の外観が目立っていて、駅ごとの個性あるたたずまいも見ていて楽しい)
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駅から歩いて5分ほどで浜名湖の隣の湖・猪鼻湖がある。
日陰の涼しい中の湖畔散歩もまたよい。
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散歩の後は駅に戻り、電車の時間まで併設のパン屋さん「メイ・ポップ」で一息。
(昼食を食べた「貴長」と同様、ここもマンガ「鉄子の旅」に出ていたお店)
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手作りパンの他、セルフコーヒーも「1パイ100円」とお手頃。
目前が駅のホームという面白い立地なのもよし。

●15:42 都筑駅→17:21 掛川駅
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後はのんびりと湖を見ながら帰りの電車に揺られていく。
広い湖面の上の高い青空が夏らしくていい。

湖面の後は静岡らしい茶畑なども見ながらの帰り道。
(帰宅ラッシュの始まる頃に掛川駅に着き、宿(以下リンク)のある焼津行き電車へ乗り換えて帰路に着いた)
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ということで以上。

見どころは浜名湖と古い街並み、駅舎くらいしかないように見えるが、朝夕のラッシュ時以外は乗客がほどほどでいつでもゆったり座れるので、浜名湖の自然たっぷりな中でのんびりと電車旅をしたい方にはオススメだと思う。