人生格安旅行日記

自分が一人旅行で使った安いホテルの宿泊レポートを細々まとめていくブログです。 (1泊3000円くらいが理想)他、安宿からの旅行記(全て一人旅。無料スポット巡りが多め)や18きっぷでの途中下車旅なども。 enjoy Japan trip in cheap hotels! (solo travel)

カテゴリ:旅日記 > 旅日記-九州・沖縄

格安ホテルに泊まった翌朝、(現地住民の気分で)宿の周辺をぶらりと散歩した思い出の振り返り企画。

 前回:早朝散歩風景で振り返る格安ホテル(5)(熱海「ファンシービジネスホテル」)

今回は鹿児島・天文館の繁華街近く「ビジネスホテルオリエンタルいづろ」に泊まった日の朝。
(ホテルの詳細は以下。行ったのは2016年2月)

 安宿旅行記・鹿児島「ビジネスホテルオリエンタルいづろ」(1泊3000円~)
 ビジネスホテル オリエンタルいづろ 地図・アクセス
※海が近いので日の出の桜島を見にいったり。
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※青春18きっぷで鹿児島や熊本などを鉄道旅行した時だった。
 
 LCCと18きっぷで行く九州の旅(熊本移動編・後編(人吉駅周辺の観光))



例によって、朝6時半頃に目が覚めたので早速外へ出て散策。
(前回の熱海と同様、海のそばで泊まったんだから日の出を見たいとちょっとテンションが上がっていた。客室が小さめのせいか、ベッドの隅に据え付けられた小さな棚の上に薄型テレビが乗っているシングル部屋)
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机上には、朝から移動開始のため、前日に鹿児島駅で購入した18きっぷ。
JR九州だと赤いケースに入れてくれるのがちょっと綺麗。
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さて、ホテルを出て、桜島の見える港やドルフィンポート方面へ向かう。
街灯のカバーがイカリのデザインなのが港っぽい。
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ドルフィンポートにて。
デッキの上から煙が少々吹き上がる桜島を拝む。
(少々雲が多く、朝日を綺麗に拝めなかったのが残念)
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続いて天文館の繁華街方面へ。
洋風なたたずまいのアーケードや山形屋デパートのそばを走り抜ける路面電車という組み合わせが面白い。
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「旅の疲れに南国の香りを!」という自販機コーナー。
ただご当地ジュースはあまり並んでなかった感じ。
(「南国の香り」はタバコの香りも含まれるのだろうか)
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鹿児島といえば「さつま揚げ」ってことでご当地っぽい看板。
(徳永屋本店)
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その近くの千石郵便局。
マイアミと姉妹都市ってことでイルカがあしらわれた楽しげなデザイン。
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天文館のアーケード内へ。ドームのデザインが華やかでプラネタリウムっぽい。
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理容器具の専門店らしい「バリカン堂」。
「クールグリース スパイキー」
「最高級いろは毛抜き」
「ふしぎな馬油あります」
など、業界人ならわかるような売り文句が並ぶ。
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商店街の片隅にあった「愛の一円塔」。
お買い物で余ったおつりの一円玉はこちらに募金ということだろうか。
(いまや両替にも手数料を取られる上、電子マネーでおつりも出づらい世の中だが…)
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ホテルのある「いづろ通」の由来になった石燈籠にちなんだ「縁結び石灯ろう」。
(坂本龍馬夫妻がここから新婚旅行に旅立ったということで、顔出し看板が設置されていた)
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天文館のアーケードを抜けてホテル方面へ戻る。
「南国特産」という「ボンタンアメ」の看板が鹿児島らしい。
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部屋に戻るとすっかり日も明けた頃。
窓の外で「フマキラー」の看板がなぜか目立つ。
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といったところで以上。

今度は砂風呂が有名な指宿へ行くついでにまた訪れてみたい。

 次回:早朝散歩風景で振り返る格安ホテルの思い出(7)(伊東駅「ホテル シールート」)

途中下車旅行記シリーズ、33回目はJR肥薩線・鹿児島県の栗野駅。

 前:18きっぷ途中下車旅行記(32)・渋沢栄一と赤レンガ駅舎・JR高崎線・深谷駅

18きっぷで九州の鉄道旅を満喫中、鹿児島から吉松駅へ行く(観光列車「いざぶろう・しんぺい号」に乗るためだった。詳細以下)途中、特急通過待ちで10分ほどの待ち時間があるとアナウンスがあったので、せっかくだからと降りてみた。
(もう昔の話で今ならそんな気力はなく、寒い外には出ずに車内で温まって発車を待つところだろう)

 安宿からの旅・LCCと18きっぷで行く九州・肥薩線の旅(熊本移動編・前編)

※車窓から巨大バッタが見えなければ一生降りることはなかっただろう駅…と思うとバッタとの一期一会も思い出深い。
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●栗野駅ホーム(0:00)
「吉松はまだ先か…」とぼんやり車窓を眺めて電車に乗っていたのだが、ふと止まった栗野駅でホームを見ると、ホームの向こう側、駅のそばの広場に巨大バッタを発見。
(この距離ならひとっ飛びで電車に襲ってきそう)
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「何だあれは!?」と思ってるところに「特急通過待ちで●分停車」というアナウンスがあったので、10分くらいあれば駅前だけでも見れるかと思い、電車を降りた。
(駅周辺は遠くまで山並みが広がるのどかな雰囲気)
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●栗野駅・巨大バッタ(0:02)
急ぎ足で階段を昇り降りして駅を出て、ロータリーの道路を渡った先が広場。
プリウスくらいはあろうかという巨大バッタがいて、間近で見るとかなりの迫力。
(昔、「ウィークリーワールドニュース」というネタ記事だらけの海外新聞で「巨大バッタを射殺」という記事があったのを思い出す)
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紹介を見ると「町制施行10周年記念」の物らしく、作品名は「バッタバッタすんな!!」。
タイトルは見ないほうが幸せだったかもしれない…
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そして何枚かバッタの写真(自分とバッタのツーショットも。今風に言えば「セルフィー」ってやつ?)を撮った後、また急ぎ足で電車へ戻る。
車両後方のドアから乗り込んだので、とりあえず後方の窓越しに外を撮影。
(こんな「とりあえず」写真でも長年経てばいい思い出になるから不思議)
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●待ち合わせた特急は…(0:10)
しばらくすると、特急の音が聞こえた。
さて何が来るのか…と見ていると、入ってきたのは特別列車「はやとの風」。
黒光りする車体、豪華な座席や大きく開いた窓などが見え、その高級感に平凡な1両の普通列車の車内からちょっと憧れてしまう。
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アテンダントらしき女性などが乗り降りする姿も見え、ホーム上の空気が引き締まる感じ。
(ちょうどバッタの近くに停車したのだが、むこうの乗客も巨大バッタを見ているのだろうか…)
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ちなみにバッタと反対側を見ると「栗太郎館」という物産店のPR看板。
マスコットは駅名にちなんで栗っぽい顔だった。
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その後色々災害があったが、巨大バッタは無事かとちょっと気になる。
(肥薩線は今もなお八代~吉松駅間の運転が見合わせらしく、なかなか行きづらいところ)

 Yahoo路線情報トップ > 運行情報 > 九州 > 肥薩線

 次:(34)ナルト日本一とマーメイドと…JR東海道線・焼津駅(40分・2015/12)




途中下車旅行記シリーズ、31回目はJR肥薩線・熊本県の大畑駅。

 前回:18きっぷ途中下車旅行記(30)・高知・JR土讃線・繁藤駅

※この時は有名な観光列車「いざぶろう・しんぺい号」に乗った(詳細以下)ついでの途中下車タイムで立ち寄った。

 安宿からの旅・LCCと18きっぷで行く九州・肥薩線の旅(熊本移動編・前編)


●ループ・スイッチバック顔出し看板(0:01)
大畑駅といえば線路がループ状になったループ線とスイッチバック。
というわけで、駅のホームにはループ線とスイッチバックの線路をバックに「いざぶろう・しんぺい号」がデザインされた顔出し看板があった。
(急ぎでシャッターを切ったせいか余計な光が入ってしまったのが残念だが、取り直す暇はない)
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●名刺を貼り付ける駅(0:01)
白地に青字の看板は他の駅と一緒として、ここの特徴は駅に来た人が名刺を貼り付けていくこと。

柱や壁、ガラス戸にびっしりと名刺(仕事用っぽいのも多数)が貼り付けられていて、じっくり名前を見ていたらいくら時間があっても足りないほどだった。
(右端には正月の注連飾りっぽいのがまだ飾られていた(3月なのに)が、これはこれで秘境駅っぽくてよし)
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顔写真や会社ロゴ入りの物などもあり、宣伝かと思うほど。
(直筆で自分の名前をしたためたものもあったりする)
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小学校の名札や矢場とんなどおなじみの会社の名刺もあったり。
(いつ頃貼られたもので、貼った人は今何歳なのだろう、元気にしているのだろうかと思ったり)
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●大畑駅・駅舎と外(0:02)
名刺はほどほどにして駅の外へ。
駅を出ると左右に道が延びていて、右側はこんな感じ。
(改めてここが文字通りの秘境なのを実感。スマホもない頃、下調べもせずに何も知らず電車でここに降り立ったら、途方にくれること間違いなしだろう)
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左側を見ると、小さな神社の鳥居が見えた。
(山の上へ続いてたが、さすがに時間がないので割愛)
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●駅舎内(0:03)
再び駅舎の中へ戻る。
ガラス戸も名刺でびっしり覆われていて(台風で窓が割れないよう対策したかのような…)外が見えないほど。
(名刺のせいで日光が入らず、薄暗い駅舎内には時刻表と丸い掛け時計)
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中の照明が質素なランプなのが年代ものの駅舎なのを物語る。
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この駅はホームが駅舎から見て向こう側だったため、早めに探索終了して列車へ戻ることにした。
(ホーム上(写真右端)には謎の置物が見えたが、それをゆっくり見るヒマもない)
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※秘境駅で有名な牛山隆信氏のランキングでは、大畑は17位とのこと。

 秘境駅ランキング

 次:18きっぷ途中下車旅行記(32)・渋沢栄一と赤レンガ駅舎・JR高崎線・深谷駅



途中下車旅行記シリーズ、11回目は肥薩線・宮崎県の真幸駅。

 前回:18きっぷ途中下車旅行記(10)・タヌキの聖地・JR牟岐線・南小松島駅

この時は18きっぷで有名な観光列車「いざぶろう・しんぺい号」に乗った(詳細以下)時、途中下車タイムで立ち寄った。
(電車の本数が少ない肥薩線だが、この電車は停車時間を長くすることで次の電車を待たなくても気軽に秘境駅を見れるようにという粋な計らいがある)

 安宿からの旅・LCCと18きっぷで行く九州・肥薩線の旅(熊本移動編・前編)


●「幸せを呼ぶ鐘」(0:01)
ここ真幸駅は読んで字の如く「真の幸せ」を呼ぶ駅。
ということで、ホームに「幸せを呼ぶ鐘」が吊り下がっている。
(ただ、この時は先客が記念撮影していたので後回しにして、先に駅舎などを見るのを優先。こういうのをいちいち待つのは効率も精神衛生上も悪い)

それでも、列車の全体像と一緒に一応鐘を撮影。
停車時間は5分ほどであっという間なので撮れる時にとりあえず撮っておく。
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●新旧駅名標(0:02)
駅舎のホーム側の壁にあった駅名標。
木造の柱に一体化した感じの古い看板「まさき」、そして白地に黒字の新しい看板で「まさき」。
(右の方には「幸せを呼ぶ真幸駅 ぎゃらりー」もあるが時間がないのでパス)
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●幸せの絵馬(0:02)
そのそばには願いがこめられた絵馬が奉納されていて、さながら神社のようだった。
さらにその上には「この駅には真の幸せがあるという…」と駅長が一筆したためていた。
(この字体だと、ラーメン屋の壁か居酒屋のトイレに掛けられている標語のようにも見えるが…)
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●駅の外の風景(0:02)
絵馬を見る暇もなく、急ぎ足で駅の外へ。
駅を出た先も見渡す限り山の中で、寂しい山道が通ってるだけだった。
(しかも車道までは砂利道を降りて歩かないといけない模様。まさに秘境駅らしい風景(駅前に道一本というのは筒石駅を思い出した))

 地下深い秘境駅「筒石駅(日本海ひすいライン)」へ(2015年3月)

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●駅舎内(0:03)
駅舎内に戻ると、電車で送ってもらう荷物(国鉄時代の「チッキ」?)を出す用と思われる低めの窓口とガラス戸があるが、窓口の閉じられた今は花瓶置き場となっていた。
(窓口の棚では幅が足りなかったのか、どこかから持ってきた小学校の物と思われる机にも大きめの花瓶が置かれていた)

天井の照明も昔っぽい感じで、夜に駅に来たらまた違う雰囲気なのかもしれない。
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●時刻表・料金表(0:04)
上を見ると、漢数字で縦書きの昔風の時刻表を発見。
(電車は一日五本だけとなかなかの秘境駅ダイヤ)

下には路線図を兼ねた料金表があり、「人吉・八代方面」「隼人・鹿児島中央方面」の料金が書かれていた。
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●100周年看板(0:04)
ここで時間ギリギリだったため急いで電車内へ戻る。
席に戻ってから外を見ると、線路脇に「祝・真幸駅開業100周年」の看板が見えた。
(右手前に置かれた人形は昔の旅人や芸者っぽいが、駅と何のつながりかは不明)
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この後もさらに秘境な駅に途中下車するのだが、それはまた後日。


※秘境駅で有名な牛山隆信氏のランキングでは真幸駅は25位とのこと。

 秘境駅ランキング


 

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