人生格安旅行日記

自分が一人旅行で使った安いホテルの宿泊レポートを細々まとめていくブログです。 (1泊3000円くらいが理想)他、安宿からの旅行記(全て一人旅。無料スポット巡りが多め)や18きっぷでの途中下車旅なども。 enjoy Japan trip in cheap hotels! (solo travel)

2023年02月

普段、列車に乗ってアナウンスでよく聞く「この電車は●●行きです」。
長旅でもなければ終点まで乗ることは滅多にない電車だが、終点●●は一体どんな駅だろう?

そんな疑問から生まれた企画「終着駅を歩いてみるぶらり旅」。

第1回は千葉はJR外房線・上総一ノ宮駅。
東京(もしくは横浜や横須賀などもっと遠くからも?)から千葉方面へ向かう総武快速線(横須賀線)でよく見かける終点である。
(千葉駅から先が外房線となる)

●上総一ノ宮駅
というわけでとある休日の朝、上総一ノ宮駅へと向かった。
一部で話題のサイクリング列車「B.B.BASE」にも対応してるらしい駅ホーム。
(総武快速線からの直通はなかったため、黄色と青のラインがどこか古風な外房線列車だった)
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駅前がこちら。
土産物店を兼ねた海鮮食堂やタクシー事務所があるだけと、なかなかの田舎町。
(お店があるだけとてもありがたい)
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駅を出て右手へ、まずは上総国の一宮だった由緒ある神社「玉前神社」を目指す。
(どの終着駅に行こうか検討した時、『駅名で「一ノ宮」とあるからとりあえず神社くらいあるだろう』というのが決めた理由)

途中にあった「九十九里の地酒」という看板でなんとなく外房を実感。
(店名の「がけっぷち」がこのコロナ禍だとシャレにならん感)

なお、左にはゆるキャラが描かれた自販機があるが、一ノ宮のキャラクター「いっちゃん」らしい。
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●玉前神社
上総一ノ宮駅から歩いて5分ほどで玉前神社に到着。
門前には長い歴史を持つ和菓子屋さんが並び、参拝後のお土産探しに便利。
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玉前神社は一宮だっただけあり(?)なかなか広め。
立派な拝殿や神楽殿など見どころが多く、ゆっくりお参りできた。
(裸足でトゲトゲのお白州の上を歩いて願掛けをする「はだしの道」など独特のスポットもある。お白州の石がヒンヤリしている上にかなり痛く、しかも三周しないといけないしんどさだった。 もはやMプレイ?いや修行か)
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●和菓子司かねきち
お参りの後、門前にある和菓子屋・かねきちへ。
看板商品らしい「●●の月」、というと宮城のアレを真っ先に思いつくが、こちらは陛下に献上されたこともある逸品。
(濃厚な甘さのクリームが後を引く美味しさ)
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●商店街
神社の次は大通り沿いの商店街をぶらついてみる。
「落花生」「ギョサン」等の看板が千葉や港町感。
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●一宮城址(加納久宜公の墓)
さて、次に地図から見えたもう1つの観光スポット「一宮城址」へ行こうと思ったのだが、入口が大通り沿いの小学校の裏手にあるようで、意外と歩かされた。

小学校の裏手へ行く途中「加納久宜公の墓」へ向かう階段があり、こちらから城址へショートカットで行ける模様。
(高い所にあるみたいで、それなら展望スポット代わりになるかと思いとりあえず登ってみた)
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急な階段を登って斜面に沿った細い道を歩いた先にお墓があり、そこから見える風景がこちら。
駅周辺の町並みや遠くの水平線までを一望でき、なかなかいい眺めを楽しめた。
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●上総一宮観光案内所
さて、ぼちぼち電車の時間になったので駅へ戻る。
駅から見て左手の道から戻ってくると、その途中に観光案内所があり、先にこちらへ立ち寄ればよかったと後悔。
(駅に「ⅰ」の看板がなかったか、見落としていた模様)

観光物産直売所も併設されていて、地元の方が作った野菜やお惣菜なんかを売っているのも便利。
(海の町らしく「あさりおにぎり」なんかもあり、ランチ代わりに買っていった)
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●タカラ亭
まだ少し時間があったので駅前にある食堂「タカラ亭」を見ていく。
千葉土産などを売る売店が併設されているのだが、奥の壁に「わかしお」「通勤快速・上総一ノ宮行き」などのヘッドマーク・行き先表示などが貼られていて鉄道ファン向け?
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●上総一ノ宮・駅文庫
ここで電車の時間になったので駅へ。

改札近くに本棚「どこでも本だな」があったのだが、その中身を見ると

・かいけつゾロリ
・六助くん
・ナショナルジオグラフィック
・犬の飼い方と病気

など、老若男女誰でも楽しめそうなラインナップだった。
(運営しているのが「図書館がほしい町民の会」とあったのが切実)
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その近くには「駅の歴史」という案内があり、2020年にリニューアルされたという説明。
(駅の名を知ったのは10年以上前で、できれば昔の駅舎を見たかったと思ったり)
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そして改札を通って始発電車へ乗り込む。
(帰りの電車も余裕で座れるのが終着駅(から折り返しの始発駅)のいい所)

ボックス席からふと外を見ると、隣のホームの待合室のイスがサーフボードのデザインなのが面白かった。
(昔、海の近くで引退生活してる人の日課で「朝はサーフィン」ってのを見たが、ほんのちょっとだけ憧れる)
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といったところで以上。

房総半島一周の途中の通過駅と思わず、1本遅らせて途中下車観光するのもちょっと楽しいかと思う。
(海岸サイクリング用のレンタサイクルがあるらしいので、次はこちらで楽しんでみたい)

 

 

途中下車旅行記シリーズ、50回目はJR信越本線・新潟県の東三条駅。

 前:(49)鉄道むすめと懐かし自販機の聖地?・JR東北本線・栗橋駅

夏休みに行った東北・新潟旅行の途中、弥彦線への乗り換え待ちで短時間だが途中下車してみた。
(弥彦駅や燕三条駅を見に行った)

 18きっぷ旅で路線乗り通しの記録(2)(JR弥彦線・2016/07)


●東三条駅・駅前に広がる風景(0:01)
東三条駅を出て駅前に広がる風景がこちら。
駅前はタクシーが並ぶロータリーっぽい駐車場、その周囲に2階建ての店舗兼住宅って感じの建物が並ぶ静かな雰囲気。
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●駅前繁華街(0:05)
駅前のブロックをぐるりと一周できるようだったので、ちょっと急ぎ足で駅前繁華街を歩いてみることに。
さっそく西洋風の尖塔っぽいトンガリ屋根が描かれた「喫茶 マリアンヌ」を発見。
(看板建築っぽい趣を感じる。東三条のマリアンヌはどんな感じの人だろう)
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駅の方を振り返るとこんな感じ。
屋根付きの商店街もいまや建て替え時期が来て絶滅危惧種か。
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少し進むと交差点。
角のラーメン屋「ちょこざいや」がなんとなく面白かったのでついでに撮影。
(味は「ちょこざい」ではないと思うがはたして)
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●待合室には「鬼踊り」(0:13)
その後、駅前をぐるりと歩くも大した見どころを見つけられなかったようで写真はなく駅の中へ戻る。
改札のそばには地方の駅によくある広めの待合室。
その上に描かれてるのは鬼の面、カンナやノコギリなど大工道具。

ぐぐったところ、三条市の本成寺で節分行事で「鬼踊り」というのがあり、金物のまち・三条らしく鋸など刃物を手にした鬼が暴れるらしく、それつながりだろうか。
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●三条名物カレーラーメン(0:14)
駅のホームにあった「三条カレーラーメン」の幟。
カレーヌードル好きには惹かれるものがあって食べたのだが、その後「背脂ラーメン」も有名と聞いてどちらを食べるべきだったか悩んだ記憶。
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といったところで以上。

雪が溶けたらまた行ってみたい。

 次:(51)・福島のへそと伊藤久男・JR東北本線・本宮駅
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1081162001.html

 


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