人生格安旅行日記

自分が一人旅行で使った安いホテルの宿泊レポートを細々まとめていくブログです。 (1泊3000円くらいが理想)他、安宿からの旅行記(全て一人旅。無料スポット巡りが多め)や18きっぷでの途中下車旅なども。 enjoy Japan trip in cheap hotels! (solo travel)

2022年04月

途中下車旅行記シリーズ、38回目はJR東海道線・岐阜県の大垣駅。

 前:(37)・太宰府や温泉にも近い・JR鹿児島本線・二日市駅(10分・2016/03)

18きっぷで四国一周旅行(詳細以下)をするために途中の宿泊地がある大阪へ向かう途中、米原行きの電車待ちで時間が少し空いたのでまた気分転換にとほぼ気まぐれで途中下車してみた。

 JR18きっぷでのんびり(3泊4日)四国一周の記録(2013/03)(1/2)

※水路沿いの見事な桜。いつか舟下りで楽しんでみたいもの。
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●水の都・大垣(0:02)
駅の改札を出た所で目に入った歓迎看板を撮影。
「ようこそ大垣へ」と舟下りのできる水の都をアピール。
(以前桜巡りをしたのを懐かしんだり)

 安宿からの旅・桜と湧水と芭蕉の街・大垣を歩く(2014年4月)

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●18きっぷレンタルもやってる金券屋(0:04)
時間もない中、とりあえず大垣駅前をぶらつく。
目についたのが駅の南口にある金券屋の「青春18きっぷ『好評』レンタル中」の幟。

自分も10年くらい前、18きっぷでの旅を始めた頃に一度だけ切符をレンタルしたのを思い出したり。
(今もやってるのだろうか)
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●全国萌えキャラフェスティバル(0:05)
駅前商店街のシャッターに貼られていたポスター。
「全国萌えキャラフェスティバル」とあり、古谷徹氏(アムロ・レイ)など豪華声優や「東北ずん子」などいわゆるご当地萌えキャラ(萌え要素がある分普通のゆるキャラとは違う模様)を集めたお祭りをやっていた模様。
(岐阜はこの手のイベントを結構多く開催してる気がする。今なら「ぜんため」だろうか)

下には「萌えあがれ! 大垣!!」とあったが、古谷徹氏に合わせたのだろうか…(ガンダムのOP)。
(「萌え」って言葉もこの頃と比べてあまり聞かなくなったなあと感じる)
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駅前通りから横丁に入ると昔ながらのたたずまいの床屋や旅館、自転車店などが並ぶ。
意外と昔ながらの町並みも残ってるのが大垣の魅力。
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●水路・噴水の像(0:08)
再び駅前に戻る。
大垣駅前は広い歩道の脇に(水の都らしく)水路があるのだが、銅像があったのでなんとなく撮影。
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近くには「水の都 大垣市」と書かれた水色の自販機もあった。
(肝心の「水」が隠れてるのがちょっと残念)

上部には町のマスコットキャラが描かれてる。大垣ゆかりの俳人・松尾芭蕉にちなんだものだろうか。
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といったところで以上。

ここの水路沿いの桜はかなり見事なので、以前はレンタサイクルで楽しんだが次は舟下りで楽しんでみたい。

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 次:18きっぷ途中下車旅行記(39)・鹿島と願い文と…JR伊予北条駅(5分・2016/03)




格安ホテルに泊まった翌朝、(現地住民の気分で)宿の周辺をぶらりと散歩した思い出の振り返り企画。

 前回:早朝散歩風景で振り返る格安ホテル(9)(松山駅「ビジネスホテル美町」)


今回は福井駅「福井パレスホテル」(宿の詳細以下)に泊まった日の朝。

 安宿旅行記・福井駅「福井パレスホテル」(1泊4500円~)

※朝の散歩ついでに恐竜に会えるのも福井のいいところ。
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例によって、朝5時半頃に目が覚めたので早速外へ散策。
(ベッド横の多機能ボタン。「AM」「FM」はいいとして「BGM」の曲が気になる。大抵は睡眠用のクラシックが流れそうだが)
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窓の外はまだ朝日が昇る直前といった時間。
駅近くにはホテル以外は特に高い建物はなさげで福井駅周辺の広い空が広がる。
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オーソドックスな高級ホテル感が漂うホテル入口。
左のウィンドウには骨董品が並んでるのが面白い雰囲気。
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ホテルを出て史跡が多い南西側へ歩いてみる。
(観光案内所でもらった地図を活用。こういう時は紙の地図の方がスマホの電池を気にせずに済む)
県庁所在地だけあってわりとビルが多いが、この時間だと車や人は少なめ。
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途中にあった福井市グリフィス記念館。
近代に福井にいた外国人教師の当時の洋館ってことで、顔出し看板も出ていた。
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ここで川を渡って福井市の南西側へ。
橋の手前に「ロアール濱町桜橋粋人」という派手な看板のマンションがあった。
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「桜橋」の名の通り川沿いは桜並木があるのだが、この時はまだ開花前。
日本海側の開花はまだ先らしい。
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その先にあるのが足羽山。
麓には「愛宕坂茶道美術館」というのがあるのだが、この時は「THE ALFEE 坂崎幸之助コレクション ・和ガラスに抱かれて」という企画展をやっていた。
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足羽山の麓にある坂道「愛宕坂」。
ゆるやかな石段に沿って並ぶ昔風の家並みが風情がある。
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その先に分岐があり、横坂という下り坂に進むと視界が開けて市内を一望できる。
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福井市のご当地マンホール。
名物の恐竜(プテラノドン?)らしいデザイン。
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ここからは駅前方面へ行くため東側へと進む。
地元の幕末の偉人・橋本左内にちなんだ「左内公園」というのがあり、彼の銅像やお墓があるほか、なぜかトラやキリンの置物などもある。
(駅前の恐竜に比べれば小さいものだが、ちょっといい雰囲気)
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川を渡った先にあるのが「北の庄城址・柴田公園」。
お城ゆかりの柴田勝家公の一家の銅像や、城の石垣跡などがある。
(柴田三姉妹など)
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そして福井駅前へ行き、改めて恐竜とご対面。
前夜、ホテルへ行く前にライトアップされた姿を見ていたが、昼間の恐竜もなかなかの迫力。
(夜の恐竜はこちら)

 安宿からの旅・18きっぷで恐竜とソースカツ丼の街・福井へ(前編)

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駅の近くには歓楽街っぽい一角も。
朝なら安全だろうと適当にぶらついてみると「キアラ コスプレスナック」「キアラII ランジェリーパブ」というお店などもある。
(絵のタッチがやや昔風?なのが福井らしいといえばらしいかも)
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ホテル近くで見かけた蕎麦屋。
「明日のあなたの健康食に ダツタンそば どうぞ」とあるが、どんな蕎麦なのか気になる。
(「韃靼そば」という中国産のそば粉があるらしい)
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といったところで以上。

ソースカツや恐竜など福井の魅力は大体楽しませてもらったが、次は新幹線が福井まで通じた頃にでもローカル線のえちぜん鉄道を楽しむついでに旅してみたい。


 次回:早朝散歩風景で振り返る格安ホテルの思い出(11)(岐阜「ウィークリー翔ホテル各務原」)


 

今回は青春18きっぷ旅行で1つの路線を乗り通した時の思い出を適当に綴ってみる企画。
(特に路線への思い入れは問わず。飯田線など名所一杯でぜひ乗ってみたかったって路線もあれば、米坂線など「本数少ないな…使いづらいな…」と移動のためだけに不満タラタラで乗ったような路線もある)

というわけで第1回はJR飯田線(長野県・辰野駅~愛知県・豊橋駅)。
(まずは見どころの多かった書きやすそうな路線から書いてみて、ネタ切れ・やる気切れになりそうなマイナー路線は後回しとしてみる)


飯田線に乗ったのは2013年3月。
当時は鉄道旅を始めたばかりの頃で、全国の未踏の地や路線に早く行きたい気分で一杯だった。若かったあの頃…。

※秘境駅で有名な小和田駅。駅舎の事務机には旅行者用のノートが入ってました。
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●岡谷駅
さて、旅のスタートはなぜか岡谷駅。
(運行上、始発が岡谷駅だったためここから始める)

この日は雨/曇り予報でこの時点では雨。
せっかくの飯田線なのに景色が見れないとつらいなあ…と憂鬱な気分で電車に乗った。
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●辰野駅
飯田線の本来の始点である辰野駅。
なんだか乗客がぞろぞろ降りたので何事かと外を見ると、なにやら特別な列車を撮るために撮り鉄の方々が降りていた模様。
さすが鉄道マニア向け路線。
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雨雲たっぷりな中、電車は発車して飯田線の旅スタート。
(窓際確保で、もし車窓に飽きたら眠れるのは嬉しい)
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●田畑駅
途中、なんとなく止まった駅の写真を撮影。
とりあえず駅名がわかってたのがこの田畑駅。
のどかな駅周辺の風景が気に入って撮ったのか、気まぐれかは不明。
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天竜川を見下ろす場面もあったりと、できれば雨以外で見たかった車窓が多い。
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●天竜峡駅
以前、ネタにした天竜峡駅。
(ライン下りの船頭さんは実は外国人。こんなところにも外国人労働者?)
この時点で雨が止み、山の天気の変わりやすさに感謝。

 18きっぷ途中下車旅行記(9)・ホームに船頭がいる駅・天竜峡駅
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●田本駅
狭いホームギリギリまで断崖絶壁が迫る駅。
マンガ「鉄子の旅」では降りていたが、自分は時間の都合上降りずに外を見るだけとした。
(ホームに下りても見えるのはガケ、そしてトンネルというなかなかの秘境駅感)
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●為栗駅
天竜川に架かるスリリングな吊り橋がある駅。
板張りで一人で渡ってもわりとギシギシいうのが面白い。
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駅から橋へ向かう歩道と線路の間に柵がなく、かなり間近を電車が走り抜けるのもスリリングだった。
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ここで天気は完全に回復。
雨上がりでキラキラしている日差しを浴びる山並みほど撮影しがいのある風景はない。
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しかし夕暮れ時となったため、ちょっと後戻りして飯田駅で宿泊。
続きは2日目へ。

 安宿旅行記・長野・飯田「ファミリーハウス 民宿若松」(1泊2500円~)


●鼎駅
字と看板が面白かった鼎(かなえ)駅。
平日朝ってことで学生さんが多い。
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昨日歩いた為栗駅の吊り橋を今日は車内から撮影。
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●平岡駅
駅のそばのホテルの看板に惹かれてつい撮影。
こちらに泊まってもよかったが、安さが勝ったので飯田に泊まった。
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●小和田駅
古びた駅舎の残る有名な秘境駅。
駅舎の隅の事務机の引き出しには、旅行者用のノートが保存されていた。
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待ち時間が結構あったので山道を歩いたが、ちょっと長そうなのと心細くなったので引き返した。
(好奇心より恐怖が勝るってことは自分は秘境駅や廃墟巡りにはあまり向いてないのだろう)
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この後、乗り継ぎのついでに中部天竜駅にも立ち寄った。
(詳細以下)

 18きっぷ途中下車旅行記(13-1)・JR飯田線・中部天竜駅(45分・2013/03)


●東栄駅
駅の形が顔みたいな幾何学的な形だった東栄駅。
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何駅か不明だが、ホームの待ち合い所のベンチに座布団が置かれてた駅。
風で吹っ飛ばされやしないかと思ったり。
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●長篠城駅
名前の通り、駅舎(というか改札だけ?)がお城っぽい駅。
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●野田城駅
また「城」がつく名前の駅だが、こちらは普通に年季の入った駅舎。
こちらの方が旅情は上かも。
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●豊川駅
稲荷神社の総本山である「豊川稲荷」がある豊川駅。
駅前にはキツネや神社のお祭りの銅像。
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普通っぽい観光も挟みながらの楽しい飯田線の旅だった。
(駅の中にも大きなキツネがいる)
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終点の豊橋は間近。
最後に豊川を渡るところでJRと並走。
(鉄橋に阻まれて向こうの東海道線の鉄橋は撮れず)
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●豊橋駅
東海道線も名鉄も通るガチの大都会・豊橋で降りて完乗。
駅前では早桜が華を添えていた。
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といったところで以上。

次に乗ることがあれば秘境駅めぐりツアーなどを使って気楽に見て回りたいところ。

 次回:18きっぷ旅で路線乗り通しの記録(2)(JR弥彦線・2016/07)
 


今回は旅行先で入った飲食店のレポートを。

 前回:(16)・栃木・蔵の街のモロカツ丼(鮫肉)(栃木駅・なすび食堂)

今回行ってきたのは、千葉県はJR内房線・館山駅のそばにあるお食事処「マリン」。

 館山/喫茶店 - マリン - 食べログ

※館山旅行のついでの食事にと入った。

 18きっぷで冬の海景色や鯨料理を楽しむ・千葉・館山日帰りの旅(1/2)

※「くじらの竜田揚げ(懐かしい給食の味)」などそそるメニューもあり
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お店があるのはJR館山駅の東口を出てすぐそば。
年季の入った感じの「クジラ弁当」の看板が目印。
(幟や電飾看板もあってなんか賑やかで楽しげ。駅弁も有名)
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出口の正面にあるのはお弁当などテイクアウト用の窓口で、右側に回ると入口がある。
(「幻の駅弁」「貴重な味わい」などの看板を見てると海外の某団体の批判運動を思い出す。観光客の自分は気にせず食べるだけだが)

右下のメニューを見ると「玉子丼 480円」などワンコイン前後から色々揃ってて、クジラ以外を食べる方にも便利そう。
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そして店内へ。
お店の外周部にカウンター席がぐるりと並ぶ構造。
平日の11時過ぎということで先客はなく、ゆったり席を確保した。
(クジラ弁当のお店ってことで店内にはクジラのポスター、館山周辺の地図なんかが貼られてる。なぜか隅っこには将棋の駒も)
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注文は厨房の中の店主さんに直接言うシステム。

店内のメニューを色々比較して、この日は「くじら卵とじ丼(900円)」を注文。
(「くじら丼 1100円」「くじら定食 1800円」などもっと豪華なメニューもあったが、鯨を食べるのが久々で、自分の口に合わなかった場合を考えて保険の意味で少し安いメニューにした次第(最悪、クジラを除いて丼部分で腹がふくれればいいかと)。
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セルフサービスの水を汲んで席に戻り、料理が来るのを待つ。
店内は有名人の写真やサイン色紙も多いのだが、こちらは相撲の遠藤関や加山雄三?
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カウンター席の下を見ると、マンガ本なんかも入ってて庶民的な感じ。
「加治隆介の議」「ハロー張りネズミ」など、弘兼憲史好きなのだろうか…。
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メニューには一品料理・おつまみなどもあり、軽く一杯やることもできる模様。
「くじらの竜田揚げ(懐かしい給食の味)」とあるとちょっと食欲をそそる。

一方、その下の「黙食」の貼り紙でしっかり注意を促すのも今のご時世しかたないところか。
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数分待ってできあがった料理がこちら。
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ぱっと見は卵にタマネギ、海苔などを使った玉子丼っぽい丼。
しかし黄色い卵の下には黒いクジラ肉がたっぷりと入っていて、癖が少なく食べやすい味わいの鯨肉は卵との相性も良好。
熱々の丼で味わえるのもお弁当とは違う長所。

じっくりクジラ肉を噛みしめつつ、最後の一口までボリュームたっぷりの丼を堪能できた。
(セットで付いてくる酢の物と漬物、手作りだろうお味噌汁も家庭的でよし)



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また房総に来ることがあれば、今度はお弁当でクジラを味わってみたい。
(館山駅のすぐそばで海景色を堪能できるのも素晴らしく、途中下車にも便利そう。食後に見に行った東京湾の夕日が綺麗だった。右にはうっすら富士山のシルエット)
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