途中下車旅行記シリーズ、31回目はJR肥薩線・熊本県の大畑駅。
前回:18きっぷ途中下車旅行記(30)・高知・JR土讃線・繁藤駅
※この時は有名な観光列車「いざぶろう・しんぺい号」に乗った(詳細以下)ついでの途中下車タイムで立ち寄った。
安宿からの旅・LCCと18きっぷで行く九州・肥薩線の旅(熊本移動編・前編)
●ループ・スイッチバック顔出し看板(0:01)
大畑駅といえば線路がループ状になったループ線とスイッチバック。
というわけで、駅のホームにはループ線とスイッチバックの線路をバックに「いざぶろう・しんぺい号」がデザインされた顔出し看板があった。
(急ぎでシャッターを切ったせいか余計な光が入ってしまったのが残念だが、取り直す暇はない)
●名刺を貼り付ける駅(0:01)
白地に青字の看板は他の駅と一緒として、ここの特徴は駅に来た人が名刺を貼り付けていくこと。
柱や壁、ガラス戸にびっしりと名刺(仕事用っぽいのも多数)が貼り付けられていて、じっくり名前を見ていたらいくら時間があっても足りないほどだった。
(右端には正月の注連飾りっぽいのがまだ飾られていた(3月なのに)が、これはこれで秘境駅っぽくてよし)
小学校の名札や矢場とんなどおなじみの会社の名刺もあったり。
(いつ頃貼られたもので、貼った人は今何歳なのだろう、元気にしているのだろうかと思ったり)
●大畑駅・駅舎と外(0:02)
名刺はほどほどにして駅の外へ。
駅を出ると左右に道が延びていて、右側はこんな感じ。
(改めてここが文字通りの秘境なのを実感。スマホもない頃、下調べもせずに何も知らず電車でここに降り立ったら、途方にくれること間違いなしだろう)
●駅舎内(0:03)
再び駅舎の中へ戻る。
ガラス戸も名刺でびっしり覆われていて(台風で窓が割れないよう対策したかのような…)外が見えないほど。
ガラス戸も名刺でびっしり覆われていて(台風で窓が割れないよう対策したかのような…)外が見えないほど。
(名刺のせいで日光が入らず、薄暗い駅舎内には時刻表と丸い掛け時計)
この駅はホームが駅舎から見て向こう側だったため、早めに探索終了して列車へ戻ることにした。
(ホーム上(写真右端)には謎の置物が見えたが、それをゆっくり見るヒマもない)
※秘境駅で有名な牛山隆信氏のランキングでは、大畑は17位とのこと。
秘境駅ランキング