途中下車旅行記シリーズ、23回目は高山本線・富山県の猪谷駅。

 前:18きっぷ途中下車旅行記(22)・JR両毛線・桐生駅(15分・2014/12)


18きっぷを使って高山本線で岐阜から高山、飛騨古川に寄り道して富山へ向かう途中、電車の乗り継ぎでちょっとだけ待ち時間があったのでまた駅を出てみた(高山、飛騨古川の旅の詳細は以下)。

 安宿からの旅・18きっぷとJR高山線で飛騨高山へ(前編)
 (「君の名は。」で話題になる前の)飛騨古川駅を歩く(2015/03)(2/2)

※駅は古いですが駅文庫の本棚は「サラリーマン金太郎」「デュラララ!!」などちょっと若々しい。
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飛騨古川から1時間ほど、雪に包まれた山あいをトコトコと電車に揺られ、雪も見飽きたって頃にやっと猪谷駅に着いた。
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●猪谷駅ホーム(0:00)
JR東海っぽい白とオレンジ色の電車を降りたところでとりあえず一枚。
3月中旬でも周囲は雪山に囲まれていてまさに雪国。
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跨線橋はなく、ホームのそばの踏切を渡った先に駅舎というのも昔ながら。
(駅舎の背後にも山、そして雪)
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●猪谷駅・駅舎(0:04)
右側、微妙な高さの窓口がちょっと昔風(手荷物を出す用にも見える?)。
天井からむき出しの蛍光灯が吊り下がっているだけの照明がなんとなく寂しげ。
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長い待ち時間をつぶせるようにとの心遣いか、駅文庫の本棚もあった。
「サラリーマン金太郎」の横に「デュラララ!!」、さらに電撃文庫のラノベに小説、ダイエット本など老若男女楽しめそうなラインアップが印象的。
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駅を出たところで振り返って一枚。
年季の入った青い「INOTANI STATION」の看板が歴史を感じる。
(右端の「たばこ」看板は昔キオスク売店があった名残だろうか。その下の茶色は仏像?)
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●猪谷駅・駅前通り(0:07)
平日の17時過ぎだったが、人通りはほとんどない駅前。
駅を出てまっすぐ続く駅前通りを少し歩くと信号のあるバイパスにつきあたる。
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「神峡橋」という赤い橋があり、駅近くでお手軽に飛騨の雄大な渓谷美を楽しめた。

通り沿いのお店の前にはなぜか仏像。
(美濃国生まれの修行僧・円空の彫った神像・仏像というつながりで民家にも仏像? 詳細は不明)
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ここで時間となったので駅へ戻ることに。

富山行きの列車のいるホーム脇には、降雪量を測るためらしい数字付きの柱が立っていた。
(これが埋まるほどの雪の日もあるのだろうか…さすが雪国)
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といったところで以上。

この時は関東からの行きも帰りも18きっぷだったが、今なら北陸新幹線で片道は富山まで、そしてもう片道で高山本線、という楽しみ方が現実的かと思う。

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