青春18きっぷと鈍行・普通電車だけで四国一周する話の続き。
マリンライナーで岡山から四国に上陸し、高松、徳島、高知と時計回りにJR線を乗り継いで愛媛・宇和島まで来て泊まった続きから。
(ここまでの詳細(1,2日目)は以下)
JR18きっぷでのんびり(3泊4日)四国一周の記録(2013/03)(1/2)
※ゴミ箱・肘掛け付きロングシートなど珍しい車両にも乗れるのが四国ならでは。
■3日目
JR宇和島駅前。
銅像で宇和島名物の闘牛の気分だけを感じつつ、今日も移動開始。
銅像で宇和島名物の闘牛の気分だけを感じつつ、今日も移動開始。
(昔の「桃鉄」の宇和島駅の物件にも闘牛場があったのを思い出していた)
●宇和島10:03→10:57八幡浜
最初に乗ったのはワンマン電車。
一部シートが色分けされ、シートの間にゴミ箱・肘掛け付きという珍しい車両に揺られてJR予讃線で八幡浜まで移動。
●八幡浜11:50→13:50松山
八幡浜で名物のちゃんぽんを昼食に食べた後、再び電車に揺られて先を目指す。
(ホームの柱にあったかなり古めかしい温度計。文字が消えかかった年季の入り具合がたまらない)
●下灘駅
途中、18きっぷのポスターやインスタ映え(当時はそんな言葉はなかったが)で有名な下灘駅も通る。
途中、18きっぷのポスターやインスタ映え(当時はそんな言葉はなかったが)で有名な下灘駅も通る。
(降りると数時間待ちになるので車内から気分だけ味わう。写真の左側が駅で、誰かがベンチに座っていた。右側には広々と瀬戸内海が広がる)
その後、松山に到着。
道後温泉などを観光(以下詳細、あとホテル)して3日目終了。
(松山と言えば「水曜どうでしょう」のサイコロ1。サイコロの旅なら風呂に入っただけでまたすぐ電車に乗って移動開始なんだろうけど、自分はそこまではマネできない普通の観光客だった)
安宿旅行記・愛媛・松山駅「ビジネスホテル美町」(1泊3200円~)
松山空港にポンジュース出る蛇口/松山城近くの蛇口のオブジェ
■4日目
最終日。
松山駅のホームにいた車掌姿のアンパンマン(ケース内で寄りかかっていた。一日車掌ならぬ万年車掌をやっててくたびれたのだろうか)を見ながら、今日も移動開始。
(右隣には四国名物のアンパンマンスタンプ。松山駅はドキンちゃん)
(右隣には四国名物のアンパンマンスタンプ。松山駅はドキンちゃん)
●松山9:28→10:38今治
平日朝、ラッシュ時間を過ぎても本数が少ないせいかそこそこ人が乗ってる電車で東を目指す。
この辺りは車窓で海がたっぷり見られるのも特徴。
1,2日目とは全く違う瀬戸内海の風景をたっぷり満喫
なんとなく今治で途中下車。
駅の近くの四国八十八箇所霊場・南光坊をお参り。
その先、途中にあった伊予氷見駅。
駅名は寒そうだが3月末で駅周辺の桜が見ごろだった。
●今治11:30→12:13伊予西条
今治名物らしい「焼き豚玉子飯」を食べようと思ったが、お店が開いてなかったため次の電車で先へ。
(松山から香川・岡山方面は比較的本数が多いので、深く考えず適当に途中下車したり、終電まで乗って乗り継いだりの旅を楽しんでいた)
駅のホームに湧き水の泉があり、「水の都」をアピールしている伊予西条駅に到着。
●伊予西条12:40→14:00観音寺
四国名物のパン屋「ウィリーウィンキー」で昼食を済ませて、再び先を目指す。
次は砂浜の巨大銭形アートが有名な観音寺駅で下車。
(駅ホームへの階段でも「ようこそ銭形の街」とアピール)
●観音寺14:10→15:08丸亀
観音寺の後は丸亀で最後の途中下車。
金比羅参りへ行くための港「こんぴら湊」があったほか、丸亀城やうちわでも有名。
●丸亀15:15→15:33児島
後は瀬戸大橋を渡って本州側、岡山の児島駅まで行き、これで四国一周。
晴れた日の昼間、一度は電車で渡ってみるのも悪くないいい眺め。
(「水どう」で大泉洋さんが「それ魅力」と言ったのも納得の海景色。行きで乗った時と逆サイドの風景を楽しめるよう座席に注意)
といったところで以上。
(後は大阪まで18きっぷで移動して西成の安宿(以下)で一泊。距離を稼いで安いホテルのある街まで移動という、交通費も宿代も節約の強行軍だった)
安宿旅行記・大阪環状線・新今宮駅「ビジネスホテル福助」(1泊1500円~)
四国のJR線は大歩危の断崖絶壁あり、瀬戸内海の海景色あり、さらに春なら桜ありと電車内からの車窓は実に変化に富んでいて満足度の高い旅だった。
電車の長乗車乗車が苦手な方は、特急に乗るなり、宿泊数や観光の時間を増やすなりして無理のないプランで四国を一周してみてはどうか。
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