今回は旅行先で入った飲食店のレポートを。

 前回:旅先で孤独にグルメの記録(5)・栃木・黒田原の豆腐ハンバーガー

今回行ってきたのは、山形・銀山温泉の温泉街にあるお食事処「伊豆の華」。
(山形なのに伊豆とはこれいかに。日帰り入浴と温泉街散策の後の食事にと入った。行ったのは2016/07(詳細以下))

 安宿からの旅・山形駅から秘湯・銀山温泉へ(後編)

※平日の昼下がり、座敷席で一人で味わえたのも孤独ポイント高かったです。
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お店があるのは温泉街の真ん中を流れる川沿い。
周囲には長い歴史を感じる和風の高層建築の温泉旅館などが並ぶ銀山温泉ならではの風景が広がり風情満点。
(自分が行ったのは夏だが、冬なら雪が積もってより綺麗に…と思ったが、今年の大寒波・大雪ではそうも言ってられないか)
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お店は2階建てで、1階はカウンター席、2階は畳敷きのテーブル席。
平日の13時過ぎで客入りはちらほら程度だったので、当然ゆっくりできる2階へ。
涼しい館内から温泉街を流れる川沿いの街並みを見下ろすことができ、外の暑さを思えばまさに天国。
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この日は山形名物ということで「冷やし肉そば(1100円)」を注文。
普通の醤油ラーメンやかつ丼、みちのく舞茸天ぷらなんかには見向きもしない。
(蕎麦だから天ぷらくらいはあってもよかったか、とちと後悔)
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冷やす手間がかかるためか、10分ほど待って蕎麦が到着。 xP1700200

冷たいそばが温泉で火照った身体に心地いい喉越し。
さらに、たっぷり乗ったジューシーな鶏肉と程よい辛さと冷たさのツユの相性も素晴らしく、暑くても箸が進む一品だった。
(さすが冷やし大国(?)・山形)


食べてる最中に他のお客さんが去り、気づけば2階の座敷席には自分ひとりとなり、結果的に「孤独にグルメ」。

古風なランプの照明が付いた店内を見回すと、植物や古美人の絵画が飾られてたりと風流な中、ゆったりした時間を満喫。
(許されるならバスの時間までゆっくり昼寝したい気分。夜なら酒を飲んで普通に寝る人もいそうだけど)
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隣は障子戸の先に貸しきり用らしい個室があったり、部屋の中央に大黒(と言うほど太くもない)柱が立ってたりとどこを見ても風情たっぷり。
(つかの間ではあるが、湯上り&食後に畳部屋でゴロリという、温泉らしい時間を旅館に泊まらなくても過ごせて満足度が高かった)
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川下(温泉街の入口方面)の方を見ると、川沿いに作られた足湯コーナーが見えた。
強い日差しを浴びてて湯船や足場が見るからにかなり熱そう(実際、この後入ったらかなり熱々だった)
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というわけで小一時間、長居して体力が回復したところでお店を後にした。
(川を下ってしばらく歩いて温泉街から離れると、こんな感じで古いお寺や民家、橋があったりとどこをみても日本の原風景といった感じが良い)
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暑い日差しを避けて軒下を歩いてると、なぜか尾花沢のゆるキャラ「雪ごろう」と出くわしたり。
(中の人が暑かったから日陰を歩いたのだろうか)
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といったところで以上。

銀山温泉で手軽に味わえる山形名物ランチということで、試してみてはどうか。

 次回:旅先で孤独にグルメの記録(7)・大阪・天神橋筋商店街のラーメン丼