今回は旅行先で入った飲食店のレポートを。
(過去の記事で食べたメニューには軽く触れていたがお店の中まで詳しく書く機会がなかったため)

※古風なタバコ自販機が置いてあったりと、こういうインテリアも個人の喫茶店の魅力の1つ。
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今回行ってきたのは名古屋市営地下鉄・港区役所駅のすぐそば、大通り沿いにある喫茶店「喫茶徳川」。
(以下の宿に泊まった後、地下鉄一日乗車券で名古屋市内を観光したついでの朝食で入った)

 喫茶 徳川 (キッサトクガワ) - 港区役所/喫茶店 [食べログ]

 安宿旅行記・愛知・名古屋「ビジネス太閤」(1泊2300円~)

やはり名古屋ならモーニングを一度は味わっておきたい、かつ、できればコーヒーチェーン店よりは個人の喫茶店の方が個性あるモーニングが楽しめるだろうということで、今回は珍しく店を細かく下調べして選んだ。

さて、喫茶徳川は港区役所駅のそば、マンションの1Fにて営業中。
年季の入った「ワールドコーヒー」の看板が目を惹く。
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店内はテーブル席が5,6席とカウンター席が並ぶオーソドックスな喫茶店の雰囲気。
カウンター上に緑の公衆電話が置いてあるのも昭和っぽくていい感じ。
(カウンター奥の掛け軸がちょっと気になるが…達筆なのでノーコメント)

土曜の朝8時頃だったが、地元の常連っぽい先客が数人いた。
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この日は「モーニングサービス」のコーヒーを注文。
英語で「Breakfast Special」とあり、どんなスペシャルが出るか少しワクワクする。
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まず、普通のコーヒーとゆで玉子、小さくカットされたトーストが出てくる。
ここまでなら名古屋に限らず全国的な定番の喫茶店モーニングという感じだが…
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その次にトン、と出されたのが小鉢に入ったきしめん。
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まさか喫茶店で朝からきしめんとは…ある意味さすが名古屋!と一本取られた気分。
(揚げ玉や刻みネギが入っていてシンプルながら丁寧に作られた家庭風の味)

きしめんとパンという炭水化物デュエットを楽しみつつ、ふと外を見ると赤く染まった街路樹が朝日の中で綺麗だった。
(この年は紅葉の進みが全般的に遅かった印象)
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ちなみに自分が座ったのは入口の右手そば、窓側の席だったのだが、すぐ近くにはマンガ本の入った本棚と小型の古風なタバコ自販機があり、こちらも時代を感じる雰囲気だった。
(マンガ本は「静かなるドン」「ミナミの帝王(コンビニ版)」「ゴルゴ13」などでこれも喫茶店の定番?)
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タバコ自販機の中身を見ると、セブンスターやマイルドセブンが230円など、パッケージと値段で年代が分かる感じで博物館級な感じ。
(使えるのが10・50・100円玉だけ、「販売口には5コまでためられます」という注意書きも昔ながら。なおSANYO製)
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※左下の棒グラフは世界各国の喫煙者の比率みたいなグラフだった気がするが、これまた懐かしい。


帰り際、お会計のついでにさりげなく自販機のことをマスターに聞くと、数十年前はしっかり稼動してたらしいことなど、色々親切に教えてもらえて「旅先の人とのふれあい」(「路線バスの旅」風)を感じられてよかった。


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といったところで以上。

名古屋モーニングの斬新な一面を味わいたい方にオススメかと思う。
(よく調べると隣の一宮の方がもっとすごいらしいので、いずれ行ってみたい)

 次回:旅先で孤独にグルメの記録(2)・大阪のうどんすき鍋(京橋駅・もとや南店)