もうじき冬の18きっぷシーズン。
(利用期間は2018/12/10~2019/01/10日)

 青春18きっぷ|お得なきっぷ詳細情報|JR東海
 http://railway.jr-central.co.jp/tickets/youth18-ticket/


さて、18きっぷで関東から東北方面へ旅行する際、一番のネックといっても過言ではないのがJR新白河駅。
(それまでは黒磯駅だったが、いまやある意味それを超える障害となったと思う)

※新白河駅周辺で見かけたご当地マンホールは「白河小峰城」。
 これがあるのは隣の白河駅のそばで、以前は途中下車して見に行くのも楽しみの1つだったのだが…
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なぜ障害かというと、関東から東北へ向かう際、黒磯駅で乗り継いだ後に20分ほど乗っただけでこの新白河駅止まりとなり、すぐ郡山行きの列車へ乗り継ぐべくホームの端から端を歩かされ、乗り継ぎ先の列車で再び席の奪い合いをせざるを得ないのがまず不便。
(昨年だかのダイヤ改正前は黒磯~郡山まで乗り継ぎなしで行けてたのだが…。あと、乗り継いだ先の車両が4両→2両などに減ることもあり、車内が混雑したりと殺伐度が増しているというのが実感)

※昨年末、16時台に乗継した時の写真。
 黒磯~新白河間は4両だったのにその先の新白河~郡山間は2両に減り、車両の端で立つのがやっとの状況のまま郡山、福島あたりまで乗る羽目になった。
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その上、乗り継ぎのタイミングによっては新白河での乗り継ぎ待ち時間が30分前後とかなり長くなるのだが、地方の新幹線駅特有の問題として、新白河駅付近(徒歩圏内)には大した見どころがないので、どうやって時間をつぶすかがかなり苦痛となっている所感。
(この待ち時間を考えると、その前後で電車を途中下車しての観光もやりづらくなった感がある。JR東は「福島県内では降りるな」とでも言うのだろうか…というのは完全に偏見だが)

※こちらがダイヤ変更(2017/10)についての掲示物。改良工事のためだったダイヤ変更らしいが、工事が終わったらどうなったのだろうか…。
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とはいえ、今さらこの区間の鉄道ダイヤがいい方に変わるとも思えない(まさか第3セクター化まである?青い森鉄道みたいに…)ので、新白河駅で暇をつぶす方法はないかと、駅の中や周辺を適当に散策した時の話をしてみる。


●ようこそ新白河へ・ダルマの顔出し看板
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改札近くのスペースにあった「ようこそ新白河へ」の顔出し看板。

新白河はダルマが有名(300年以上の歴史をもつ「だるま市」が開かれる)らしく、それにちなんで新幹線にダルマさんご一行が乗っているデザイン。
(ダルマ2つに顔を出す穴が開いている)

 白河だるま市 | 白河市公式ホームページ
 http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/page/page002792.html

右にはもう1つの名物・白河小峰城も描かれているが、これがあるのは隣の白河駅。
電車の乗り継ぎが難しくなった今、途中下車して見に行くのは難しくなったのがなんとも皮肉。

 (関連記事)18きっぷで東京から東北へ。途中下車して寄り道したい駅(東京~仙台)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1039183512.html


●新白河名物・福ダルマ
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改札近くの観光案内所のそばに置かれている巨大ダルマ。
隣の由来の説明には「福々しい感じが特徴」「品の良さは日本一」とまで書かれていた。
(「日本一」と言われてもピンと来ないが、見る人が見ればわかるのだろうか…)



●おいしくなった「白河ラーメン」
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ぐぐったところ、「福島県のラーメンといえば、太い縮れ麺が特徴の「喜多方ラーメン」…それに並ぶ人気を誇ります。昔ながらのどこか懐かしいラーメン」らしい「白河ラーメン」。

改札のそばのラーメン屋「新白河」ではその「白河ラーメン」を味わえるということで、手描き看板でアピールしていた。
ラーメン好きな方なら試してみてはどうか。
(「(具材が)きぬさやからほうれんそうに変わりました」「お肉やさんのチャーシュー」がウリらしい。と言われてもピンと来ないが、ラーメン愛好家の方が食べればわかるのだろうか…)

 新白河 - 新白河/ラーメン [食べログ]
 https://tabelog.com/fukushima/A0703/A070303/7010256/




●ホームで待つ人々
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この時は20分ほどの待ち時間があり、自分は駅の外を散歩してたのだが、ホームの端で次の黒磯行き電車を待つ方々も多かった。
暑い中ご苦労様といったところ。
(正直、18きっぷの時期は整列乗車に慣れてない乗客がいる(特に地方の駅)せいか、ホームで並んでても結局列が崩れて早い者勝ちで座ることになり、あまり並ぶメリットがないというのが実感。見どころの少ない駅なのはわかってるが、ホーム上で待つのはもっと暇でイヤなのだ)


●白河の関と松尾芭蕉
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白河名物として外せないのが、松尾芭蕉「奥の細道」にて「…白河の関にかかりて旅心定りぬ」とも歌われた関所「白河の関」。

そんなわけで駅の東口そばには芭蕉の銅像が建っている。
(台座には「旅心定りぬ」の一節が刻まれていた)

なお、「白河の関」までのアクセスはJR白河駅からバスで30分ほど。
「越すに越されぬ」逢坂の関ならぬ、(途中下車では)「行くに行かれぬ」白河の関といった感じの遠さである。


●黒磯~新白河間は112系が走ることも
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この時、新白河から黒磯行きの列車は抹茶色のドアが特徴的な112系車両だった。
(数年前までは陸羽東線などもうちょい北の方でしかお目にかかれなかった感があり、この界隈ではちょっと珍しい)

ただ、郡山~新白河が4両のロングシート車両だったのに、こちらは2両。
帰省ラッシュなどの時期は混雑の可能性もあるので要注意だろうか。


●駅付近の見どころ案内看板
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駅の東口を出て駅前通りを進んだ先にあった案内看板。

先ほど言った(白河)小峰城までは3km。
南湖公園というのもあるそうだが、そこまでは3.2km。
その先には先述の白河の関もあるようだが、距離不明(出せないくらいの遠さらしい?)。

なかなか途中下車しての観光には厳しい駅である。


●ご当地マンホールは白河小峰城
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やはり白河の外せない名所ということで、マンホールのデザインは白河小峰城。
(城のバックの湖らしきものは南湖だろうか…これも駅から遠いが)




●大山祇神社
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駅の東口から歩いて5分ほどの神社。
小さい神社ながらも石鳥居に狛犬、拝殿など一通り揃ってるので、旅の安全を願うのにもってこい。
(左手前の掲示板には正月の「どんと焼き」の予定の貼紙なども貼られていて、地元では貴重な神社なのだろう)

境内に置かれていた、たき火用らしいドラム缶。
なぜかアンパンマンや食パンマンなどが描かれていた。(わりと上手)
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※なお、少し歩くが新白河駅近くにはゲームセンターもある。
 やや古めのレトロゲームも置いてあるのでゲーム好きな人なら見に行くのもいいかもしれない。

 懐かしゲーセン巡り・福島・新白河駅「ゲームスペースA3」ほか何軒か



といったところで以上。

JRのダイヤ改正のせいで救いようのない駅となってしまった感がある新白河駅だが、それでも「おもしろきこともなき世をおもしろく(高杉晋作)」の精神でなんとか北へ行くためにこの障害を乗り切りたいものである。
(悪いのは白河の町ではなく、あくまで駅とダイヤとJRということで)

※黒磯~郡山間は電車本数がだいぶ厳しくなったので、18きっぷならではの途中下車旅をするならそれ以外の区間でやる方が無難なのだろう。

 (関連記事)18きっぷ途中下車で寄り道したい駅(東京~仙台)(3)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1067227341.html