競技かるたマンガの『ちはやふる』だが、そのラッピング列車が、アニメのラッピング列車で有名な京阪大津線で走っている。
(過去には「けいおん!」列車でも話題になっていた)
今年3月末での終了予定が、平成27年3月31日(火)まで運行延長となったとのこと。

 「ちはやふる」 ラッピング電車の運行
 http://www.keihan-o2.com/topics/617-618.html

京都市内から、地下鉄東西線・浜大津行きで浜大津駅へ向かう。
しばらく待つと、石山寺行きのラッピング車両が来た。
7205e537.jpg


カラフルな色合いの車内には、あちこちに登場キャラが描かれていて、なかなか楽しげである。
(普段の通勤で使う人にとってはどんな気分かわからないが…)
f66dce51.jpg


さらにマンガの広告の他、「小倉百人一首の成り立ち」などまじめな解説も。
7250362b.jpg

(画像左上の「倍返しチケット企画」も個人的にツボだが…ボウリング屋が何を倍返しするのかと)

浜大津駅から20分位で終点の石山寺駅到着。
客が降りたのを見計らって、車両の正面など、あちこち撮影。

天井やつり革の1つ1つにまで、マンガの1シーンや百人一首の和歌がびっしり書かれている。
1e6fb2cd.jpg

(京阪らしい?)丁寧な仕事ぶりが伝わってくる。
さすが、おけいはん。

その隣には次発?の比叡山ケーブルカーカラー(と思われる)の車両も。
c22f991b.jpg

石山坂本線の北の終点(坂本駅)まで乗れば、比叡山もすぐそこに…。

ちなみに、これで坂本駅へ向かうと、途中の近江神宮前駅にこんなポスターもあった。
dca58685.jpg

このラッピング列車、京阪の話題づくりだけでなく、大津がかるたの聖地だったことも関係しているらしい。


なお、平日昼間の着席率は、浜大津駅を発車直後は7割ほどだが、乗り換えのある京阪石山駅辺りでは2割位まで空いてくる。
車内をあちこち観察したい方は、空くのを待つか、終点の石山駅で客が降りた後にじっくり見るといいだろう。

※この時は、京都市内観光も兼ねていたので、「京都地下鉄・京阪大津線1dayチケット」を使った。
 京都市営地下鉄、京阪電車大津線の全線が乗り放題の優れもので、京都観光ついでにおけいはんに乗りたい方にオススメ。

 京都地下鉄・京阪大津線1dayチケット
 http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000028419.html