今回は過去に紹介した安宿近くを旅行した時の話を。

先日紹介した宿、「ホテルユニオンプラザ」に泊まったついでに、鳥取駅の周辺を徒歩で色々散策してみた。
(行ったのは2017年4月)

 安宿旅行記・鳥取駅「ホテルユニオンプラザ」(1泊3780円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1066971424.html

この日は朝に西舞鶴を出て、餘部鉄橋など寄り道(以下リンク)しながら移動して16時に鳥取入り。
(詳細は以下記事。途中下車の旅を終えて鳥取に着いた後の話となる)

 18きっぷで西舞鶴~鳥取へ・舞鶴線・山陰本線で途中下車の旅(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1069575989.html
 安宿からの旅・「クリスタルタワー」建設中の山陰本線・余部鉄橋「空の駅」へ
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1067761550.html

さすがに鳥取砂丘に行くにはもう時間が遅かったので、駅近くで目をつけていたスポット(すなば珈琲など)を中心に適当に歩いて夜までの時間をつぶそうと思った次第。
(県庁所在地の駅なんだからそれなりに見どころがあるはず、と思って駅を出たのだが…)

※年代物の駅の看板が保存されてる横で子供たちがサッカーをしてたりする公園など、意外な見どころも。
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●因幡の白兎
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鳥取といえば神話「因幡の白うさぎ」。
というわけで、鳥取駅北口近くにあったポストには「すごい!鳥取市」というキャッチフレーズにちなんだゆるキャラ「すご!ウサギ」が描かれていた。
(駅のそばのポストって名物のオブジェが乗ってたりとかで大抵ちょっと豪華になってるイメージ。ご当地ポストマニアの方必見?)

また、商店街へ続く地下通路には大国主神と因幡の白兎がいる地元の会社の広告なんかもあり、神話の舞台なのを実感。
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一方、駅の南口近くには「日本のふるさとメロディーの箱」という音楽の流れるオブジェも。
(「ふるさと」「大こくさま」の2曲。作曲者がいずれも鳥取出身のためらしい)

静かな鳥取駅に華を添えるべく、景気付けに流してみてはどうか。
(福島県の本宮駅にも似たようなのがあったのを思い出す)

 「北海道&東日本パス」で東京から東北へ。途中下車して寄り道したい駅(東京~仙台)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1059115498.html

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●鳥取鉄道記念物公園
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そんな南口を後にして歩いて数分で見えてくるのが鳥取鉄道記念物公園。
(「沢井手公園」という別名もあるらしい)

その名の通り、園内には踏切や駅ホームなど鉄道に関する様々な展示物があるという珍しい雰囲気。
(写真のように公園入口に踏切やレールが設置されている駅などそうそうないのではなかろうか)

公園の端の方には昔使われていたであろう転轍機やレールなども並べられている。
(素人の自分には違いがよく分からないが、これだけ並ぶと凄みが伝わってくる)
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入口の踏切からレールを辿ると、再現された駅のホームに辿りつく。
(ホームからさっきの踏み切りを見るとこんな感じ。三角屋根の下でどこか懐かしい雰囲気)
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少しぐぐった感じでは、「鳥取駅の高架化の際に不要になった駅関係の物品を公園内に移設した」らしい。
(以下、参考サイト。再現されたホームには「若桜・津山・岡山方面のりば」などの看板まで下がっていたりと本当の駅ホームっぽい)

 55_1000 沢井手公園(鳥取鉄道記念物公園) 日本1000公園
 https://nippon1000parks.blogspot.jp/2012/06/551000.html

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駅員の待合所っぽい個室の中には「タブレット閉塞機」まで保管されていた。
(鉄道ファンにはおなじみの機械らしい。ガラス戸の痛み具合から歴史の長さが伝わってくる。過去に静岡の天浜線や大洗に行った時もそんな機械を見て、なんとなく撮影したのを思い出す)

 安宿からの旅・静岡・天竜浜名湖鉄道(2013年6月)(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1047882270.html
 「ガルパン」キャラが並ぶ大洗駅へ再訪(2013年11月)
 http://18kipper.blog.fc2.com/blog-entry-407.html

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公園の南口はこんな感じで、両側に駅で使われていたっぽい緑の柱、中央には台座の上に転轍機が乗っていたりとしっかり鉄道遺産が活用されている模様。
(しかし右側の広場では、子供たちがそんなことを気にせずサッカーなどに興じていた)
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柱には「鐵道神戸 明 四十一」の文字。
明治時代に作られたのだろうか…?
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中央に置かれた転轍機には「東京月島長谷川工場」の文字。
東京から鳥取まではるばる輸送されて使われていたと思うと興味深い。
(こんな細かい写真まで出すのは、それくらいネタ切れ気味ということで、察してほしい…)
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●アミューズスペース・サルビア
公園を出てさらに南へ進むと大通り沿いにあるゲームセンター。
(例によって、私の旅の定番になってるゲーセン巡りの一環。詳細は以下記事)

 レトロゲーセン巡り・鳥取駅「アミューズスペース・サルビア」
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/70778505.html

貴重な体感ゲームやレトロゲームが残っていて、色々楽しませてもらった。
(店内でカップ麺も売っていて、放課後に遊ぶのにもってこいの雰囲気。
 しかし真のゲーム好きなら、カップ麺代の100円も惜しんでゲームに没頭する?)
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ぐだぐだなまま、以下後編へ。

 安宿からの旅・鳥取駅周辺散策 #すなば珈琲 など(2017/04)(後編)