前編で餘部駅(空の駅)を楽しんだ続きから。

 18きっぷで西舞鶴~鳥取へ・舞鶴線・山陰本線で途中下車の旅(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1069575989.html

※「水曜どうでしょう」の「サイコロの旅3」でおなじみ、湯村温泉の看板があったりと、移動の最中もここが山陰なのを実感。
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●餘部13:59→14:13浜坂
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1時間ちょっと「空の駅」を堪能した後、次は鳥取へ向かうべく浜坂行きの電車へ。
(電車は空き気味で、ここからはそれほど目立った車窓はなかったようなので写真は割愛。
 高所を走る車内から春の田園風景を見下ろしつつ、半分寝ながら乗っていた)


●浜坂駅
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最後の乗換駅、浜坂駅に到着。

ホームにあったのが「夢千代の里 湯村温泉」の看板。
(「湯村温泉」って名前だけで「水曜どうでしょう」の「サイコロの旅3」を思い出し、ちょっと心惹かれる)
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乗り換え時間は5分ほどなのでさっさと電車に乗り込みたいところだが、とりあえず駅の外を一目だけでも見ようと改札を出る。
(駅を出ると「歓迎 湯村温泉」の看板と軒を連ねる土産屋が見え、いかにも温泉街近くの駅の風景という感じ)
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これだけで戻るはずだったのだが、駅に併設の「鉄道グッズ館・鉄子の部屋」なるものがあったので入ってみる。
(「鉄子」という響きで某鉄道マンガを思い出す。最近新シーズン(3代目・シーズン3)が連載中らしい)
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ここは鉄道グッズを並べた展示スペースで、入館無料。

 鉄道グッズ館・鉄子の部屋 - 浜坂観光協会Official site
 http://www.hamasaka.com/kanko/shisetsu/04.html

小さなスペースながら、館内には「あまるべマリン号」など浜坂駅を通っていた昔の列車で使われていた電車のヘッドマークや、昔の車両の行き先表示板などの鉄道部品、記念切符など貴重な品が数多く展示されていて、鉄道ファンの方なら結構楽しめるかと思う。
(電車の本数を考えると、電車を1本遅らせてまで見ていくかどうかは難しい判断かもしれないが…)
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●浜坂14:19→15:05鳥取
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ついつい展示物を隅々まで見てしまい、ほぼ時間ギリギリで最後の電車、鳥取行きに乗り込む。
(平日の昼下がりで乗車率は低め。ゆったりボックス席を独り占め)

時折海が見えたりもするが、さすがに疲れたのか半分寝ながらの移動に。
(長い電車移動だと、ボックス席が取れたうちに窓際にもたれて眠るのが癖になっている。
 座れなかったり、そもそもボックス席のない車両というケースもあると思うと、貴重なボックス席の時間は大切にしたい)
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●鳥取駅
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ということで、西舞鶴から5本の列車を乗り継いで鳥取駅に到着。
(鳥取駅北口。「水どう・サイコロの旅」でおなじみの駅舎。「はい、えー何もないとこですね」とミスターが言ってたのを思い出すアングル)

南口に回ると、日本武尊(やまとたけるのみこと)と因幡の白ウサギの像があったりと、神話の国・出雲が近いことを実感させる。
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●鳥取15:23→15:43郡家
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ここで旅を終了してもよかったのだが、もう1つ、気になった駅まで短時間で行って帰れるようだったので、再び駅のホームへ向かう。
(鉄道むすめ「宮本えりお」のヘッドマークが付いていた車両。智頭急行の車両がJR区間を走るケースもある模様)

乗車率はそこそこ高く、ボックス席が空いてなかったのでロングシートへ。
(智頭急行の車両なのでカーテン付きなのが印象的なワンマン車両)
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車内広告に「恋山形駅・ハート型絵馬」などのグッズ販売があるのもローカル線らしくていい感じ。
「スーパーはくと・靴下」やタンブラー、駅名キーホルダーなど様々で、応援したくなる。
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●郡家駅
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20分ほどで郡家駅(こおげえき。なかなか読みづらい難読駅名?)に到着。

ここ(八頭町)では「八頭ふるさとかかし」ということで、町おこしで商店街の店ごとに独自のカカシを作っている模様。
鳥取へ戻る電車までほとんど待ち時間がない中、駅近くを歩くと酒屋さんの前でビールケースに座る男女の学生のカカシがあったりと、なかなか独特の雰囲気があった。

 ふるさとかかし_鳥取県八頭町
 http://www.town.yazu.tottori.jp/2133.htm

なお、この駅は若桜鉄道の起点でもあり、先述の智頭急行と同様、鳥取駅から乗り入れる車両がJRでなく若桜鉄道の車両だったりする。
(スズキのバイク「隼」にちなんだ「隼ラッピング列車」の車両が連結されていた)
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といったところで以上。
(あとは鳥取に戻り、駅近くの安ホテル(以下。1泊3000円台)にチェックインして終了)




この界隈は電車の本数が少なく途中下車には一苦労だが、魅力ある駅もそれなりにあるので、行き帰りの電車を組み合わせてほどほどの電車待ち時間で移動するなど、時刻表とにらめっこして見て回るプランを立ててみてはどうか。

※なお、翌日は鳥取を発って「名探偵コナン」の聖地・由良駅へ行ったり、その後に大阪方面へ向かったりした。

 安宿からの旅・鳥取駅から「 #名探偵コナン 」の聖地・由良駅へ(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1065539943.html
 鳥取から姫路(城)へ・18きっぷで智頭急行と姫新線の旅(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1068899813.html