前編で智頭急行の魅力を堪能した続きから。

 鳥取から姫路(城)へ・18きっぷで智頭急行と姫新線の旅(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1068899813.html

※今回は観光名所が少なめなせいか、変な看板ネタの写真が多めとなってしまったがご了承願いたい…。
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●佐用駅
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智頭急行からJR姫新線の乗換駅である佐用駅で下車。
(姫新線は智頭急行よりさらに本数が少なく、乗り換え列車までは1時間近くの待ち。というわけで駅前散策へ)

佐用駅の駅前風景。
昔から営業してる感じの和菓子屋・薬局・眼鏡屋が並ぶいかにも地方の古きよき商店街という雰囲気。
(左端の赤い「ヤマザキパン」の看板がまた哀愁を誘う)
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駅近くの佐用川に架かる「おとめ座橋」。
欄干の「おとめ座」の星座絵が印象的。
(佐用町は「星の都」とも言われているらしい。確かに山に囲まれてて星はよく見えそうだが…)
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橋の近くにあった「亀よりおそい? つるが渡ります」看板。
(「すんまへん」と関西弁なのとゆるいイラストがいい感じ)
車が待つのは当然として、渡る側も信号は守ってほしいもの。
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もう1枚、「ゆとりある心の運転・佐用町」の交通安全看板。
アヒルっぽいキャラクターだが、服のデザイン(色合い)で某Dダックを思い出すのは私だけ?
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●佐用駅14:30→15:37姫路駅
ここらへんで電車の時間が近くなったので、早めに駅へ戻る。
(こんな場所の電車でも本数・両数が少ないと座れない恐れがあるので、できれば早めに駅ホームへ行くのが望ましい)

やはりというか、また1両のワンマンカーだった。
(赤とんぼの絵が山あいの田園風景が多い沿線にマッチしてる感じで印象的)
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車内は1人・2人がけのボックス席が並ぶ構成。
発車5分前でも大体の席が埋まるほどの混みよう。
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●姫路駅から姫路城へ
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ここまで来れば電車の本数的にはもう心配なし(泣く子も黙るJR神戸線・新快速)ということで、途中下車して姫路城を見に行くことに。
(16時近くで城内へ入る時間はないが、市街地と城の周辺だけでも見て行こうかと)
駅の出口を出ると、大通りの正面に城が見えてまさに姫路のシンボルという感じ。

春休み期間中のせいか、城へ続く大通りは平日の夕方でもかなりの賑わい。
(「危険やで、歩きスマホ」とまた関西弁の看板。
 前の人の驚きようを見てると後ろからスタンガンを当ててるようにも見えるが、それくらい危険ということだろう)
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「自転車は車道寄りを」の看板では、自転車に乗る姫路城のマスコット「しろまるひめ」が。
(あの体型で自転車を漕ぐのは難儀だろうが、ゆるキャラの頑張りは印象に残る)
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姫路駅から歩いて15分ほどで姫路城に到着。
(大通りの突き当たり、お堀の手前から)
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他に撮影スポットがないかと右手に進むと、姫路城に使われているシャチホコの複製などがある城見台公園が。
(姫路城とシャチホコ。色々変化をつけて城の記念撮影をするのに便利)
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公園の奥の方は城のお堀に面していて、桜と一緒に城を撮れる隠れた撮影スポットもあるのでこちらもオススメ。
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そこそこ歩いた所で姫路駅へと戻る。
(途中、駅近くの商店街で見かけたゲームセンターの看板。某コンビニっぽいデザインといい店名「ゲームセブン」といい…ノーコメント)
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●姫路駅→大阪駅
最後は大阪まで新快速で移動。
17時過ぎということで結構席が埋まっていて、海側の窓際席が取れなかったため仕方なく山側へ。
(海側でこの時間なら、夕暮れの海に明石海峡大橋など申し分ないオーシャンビューを楽しめるのだが…とはいえ、1時間近くの大阪までの道のりが座れただけでも感謝せねばなるまい。
ここから大阪までは帰宅ラッシュで乗客が増える一方で、「座れれば天国、座れなきゃ地獄」の新快速なのだから)

山側の見どころはないかと探しながら外を見ていると、明石駅のそばに明石城の城壁と櫓が。
(ここも6年くらい前に行ったっけなあと昔の記憶を掘り起こしたり。
 過去に行った経験があるのとないのでは通り過ぎるだけでも感慨の量が違ってくる)

 大阪・ドヤ街から行く周辺観光(兵庫・新長田・明石編)
 http://doya-gai.blog.jp/blog-entry-259.html

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そのすぐ次に見えてくるのが日本標準時を示すセイコーのロゴ入りタワー。
(東経135度。地理の授業でおなじみ)
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といった所で以上。
(後はいつもの西成の安宿(1泊1400円)にチェックイン。
 翌日は関東へ帰るだけなので、多少ランクの低い部屋で寝不足気味でも大した問題はない)




本数の少なさがネックな鳥取~姫路だったが、周りの寄り道と絡めて通ればいくぶん観光しやすいかと思う。
(今回智頭急行を使ったが、JRだけで(津山経由で)行こうとすると途中の電車の待ち時間が2,3時間などになってさすがに厳しかったため)

※なお、時間的には上郡まで智頭急行を完乗してからJRで東へ向かう方が早いのだが、智頭急行の運賃を節約するのと姫新線を一部だけでも乗るという身勝手な理由でこのようなルートとなったことを付記しておく。